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本質的な議論が出来ない未熟な社会

参政党の神谷代表が、終末期延命医療に対して問題提起をしました。
その結果、各種マスコミなどから否定的な声を上げられました。

参政党が「終末期延命は全額自己負担」を提唱してネットは騒然

参政党の医療公約「終末期の延命医療費の全額自己負担化」医療政策学者と検証する

神谷宗幣が斬り込む「延命ビジネス」終末期医療と年金依存、膨張する社会保障費のゆがみとは

これらの記事を読むと、それぞれの受け取り方があるというのが分かると思います。

皆さんは、家族がどうこうではなく、あなた自身は延命治療を受けたいと思いますか?
私がここで言う延命治療と言うのは、平均寿命も過ぎて、高齢になった先の話です。

私自身、
①自分の足で歩けなくなる
②自分の頭でしっかり考えて人とコミュニケーションが取れなくなる
③自分で食べ物を食べれなくなる
これらが不可能になったら、それ以上に生きたいと思いません。
私は今生きていますが、生かされていると思っています。

私は自分の人生を振り返った時、死んでもおかしくなかったタイミングが何度もあります。
時が来れば、私の命もあっけなく終わりを告げますが、まだ生きています。
ということは、生かされているという事。
そして、私が弱って一人の力で生きることが出来なくなったら、それはこの世の卒業の時だと思うのです。
延命治療と言うのは、胃ろう(胃に直接食べ物を送り込む)や人工呼吸器などで、死ななくすることです。
その延命治療の光景を見た人は、自分だったらそうはなりたくないと思う人が大半です。
その延命治療を受けている人は、すごく苦しそうにして、呼吸器とか必死に外そうとするそうです。
チューブを引き抜こうとして危ないから、手足を縛られたり、薬で鎮静化させられたりするのです。
私はこの光景を虐待なのでは?と思います。

ほとんどの人は延命治療を受けたいと思っていないのに、なぜ行われるのか?
それは、その方が得をする人がいるから。
例えば90歳の男性が意識を失って、延命治療をするかしないか選択を迫られたとします。
本人は意識が無いので決定権がありません。
そうすると家族が決定するのですが、その男性の年金が20万毎月支払われる場合、月に10万円の自己負担額で延命が出来るとしたら、20-10=10万円ということで手元にお金が残ることになります。
これが家族にとっての不労所得になってしまうのです。
もし、この高齢男性の年金が10万だったら、10ー10=0ということで、手元にお金が残らないことになります。
その場合家族は延命治療を希望するでしょうか?
上記は例え話の雑な計算ですが、延命治療によって不労所得を生む構造になると、延命治療を選択する可能性が高くなると思うのです。

その自己負担額を超えた医療費と言うのは、国が払うことになるので、現役世代の社会保険料の負担になるという話ですね。
医療機関は、延命治療によってお金が沢山入る仕組みです。

高齢の方も、自分が延命治療を受けたいと思っている人はほとんどいないと思います。
受けたくない延命治療を受けさせられてしまう理由は、家族の不労所得目的の可能性が高いのです。
延命治療は虐待と言う考え方が欧米では進んでいます。
私も延命治療は虐待だと思います。
人としての尊厳が守られていないと思います。

こういう議論を巻き起こしてくれることは、国民の死生観を成熟させる重要な機会だと思います。
人の命を守るという、耳障りの良いことを言って、こういう議論をさせないのは民主主義ではないと思います。

参政党の主義主張は、メディアによってかなり捻じ曲げられているのですが、しっかりと話を聞いていけば、多くの人は納得するはずです。
差別だの排外主義だの、優生思想だの色々言われますが、脊髄反射のように感情的な反応ばかりで、きちんと議論される雰囲気ではありません。
一件誤解されやすいことでも、しっかり議論をしていかないと、国の政策は作れません。
一つの意見ではなく、様々な意見をしっかりぶつけていきながら、考えていくということが大切なのですが、日本はずっと偏差値重視の教育をされ、先生の言うことを聞くような枠にハメた教育が行われ続けたせいで、答えのない問題を考えることに慣れていないのです。

整体の仕事は、答えのない問題ばかり。
生きるということは哲学的思考が大事。
健康になるためにも、幸せに生きるためにも哲学と言うものをしっかり持たないといけない。

難しい問題から目を背けず、しっかり向き合っていきましょう。
そして、政治から目を背けず、しっかり向き合っていきましょう。
参議院議員選挙の投票日は、7/20です。
三連休の真ん中に設定されているのは、投票率を下げたいという目論見を感じます。
政府与党にとって、投票率は低い方が都合がいいのです。
皆さん、政治は無関心ではいられても、無関係ではいられません。

皆さん必ず投票には行ってください。
期日前投票でも構いません。

私は参政党を応援しています。
参政党はかなり賛否両論炎上気味ですが、どこかの誰かの言葉で判断しようとせず、参政党の主義主張をきちんと見たうえで判断していただきたいと思います。

参政党ホームページ

 


2025年7月14日(月)   伝えたいこと

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