勉強することも大事だけれど
古い記事を整理していて、下書きになったままの記事があった。
せっかくなので、公開してみる。
人は勉強をしないと知識が増えていかない。
けれど勉強(インプット)を頑張りすぎると、矛盾が生じていても気づかなくなったりする。
基本医学は覚えることがたくさんある。
とにかく詰め込むので必死だった。
疑問が浮かんでもそこでいちいち確認するような余裕はなかった。
でも実際に現場に出て働いていたりすると、矛盾が生じて説明できなくなったりする。
そんなときに無理やりつじつま合わせをするのか、学んだことを疑ってみるのかで全然変わってくる。
常識を疑うことをしなかったら、誰がやっても同じ結果になると思う。
知識がたっぷり詰まっている人を相手にするのは大変だなと思うことがある。
しかもそれを疑うことを知らず、自分は知っているというスタンスの場合。
私もそうなっているかもしれないけれど、私は自分が違っているならそれを言ってほしい。
今の自分の答えが永続的に変わらない正解だなんて思っていないから。
勉強は誰かが調べて分かったことを学ぶこと。
研究は誰も知らないことを追求していくこと。
勉強ばかりするのではなく、持論を磨いて研究していくということも、整体の仕事には大事なことだと思う。