膝の痛み
膝の痛みは病院では関節の変形や軟骨の摩耗が痛みの原因と考えられています。
しかし、実際には多くの場合、膝をまたがっている太ももの筋肉のトリガーポイントの関連痛によって、膝に痛みが出ているケースがあります。
冷えると調子が良くない。温めると楽になる。動かし始めは痛いけれど、動いているうちに楽になる。
など関節の変形には何も影響のないことで、痛みに変化が出る場合、変形と痛みは別物ということがあるのです。
病院でも手術するほどではないという時には、ほとんどの場合足の筋肉を鍛えてくださいと言われるはずです。
太ももの筋肉を鍛えるためには動かさないといけないのですが、動かすことで太ももの前の筋肉に血が通って痛みが楽になるのです。
太ももの筋肉が固くなりすぎていると自分で動かしても動きにくいし、痛みが強いことがあります。
膝の痛みに対して一番いいのは、直接太ももの筋肉のケアをしながら、筋肉を動かして柔らかくしていくことです。
膝が痛いと正座が出来ないとよく言いますが、実際には正座が出来ないほど太ももの筋肉が固いと膝が痛くなるのです。
昔から太ももの筋肉のストレッチが苦手な方は、膝の痛みを抱えやすくなります。
また、膝の痛みの原因の一つに内股が原因のO脚もあります。
女性に多い、ぺたんこ座り、トンビ座り、横座りなどは股関節の歪みを作りやすく、それが身体の使い方の癖が出来て、痛みの原因になることもあります。
なるべく若いうちからそういう座り方をしないように気を付けましょう。
以前、膝の痛みについて書いたブログも一読お勧めします。