ソフトテニス部でした
中学からソフトテニスを始めた私は、弱小中学出身で、市の大会でベスト8が最高の結果だった。
高校に入ったら、自分は上手な方には入れなかった。下手でもないけど。
中学の時ベスト8を決める試合で当たった対戦相手が、同じ学校に来てました。
その大会では私が勝ちましたが、実は彼はテニスの腕を認められての推薦で入学してました。
なので実力としては格上だったのでした。
私は運動神経には自信があったけど、弱小校だったから練習量とか全然足りていませんでした。
高校も決して恵まれた練習環境ではなかったけど、中学の時よりマシでした。
中学はテニスコート一つを男子と女子で交代で使ってました。
高校は男子ソフトテニス部専用のコートが一つあったのです。
毎日打てる!だけで恵まれてたんです。
スタートでは上手な方にはいなかったけど、これから全員ごぼう抜きしてやる!って燃えてたんです。
そんな中、秋頃かな?高校一年生の夏か秋頃手首を痛めたんです。
フォアは打てるけど、バックハンドが打てない。
高校に上がってからバックハンドが明らかに上達してたから悔しかった。
そして、その後は安静と再発を繰り返して、2年の秋頃退部ですよ。
松工の秘密兵器と呼ばれて、秘密のまま引退。
才能はありながら、周りの奴らを見返す前に挫折ですよ。
手首が痛いのなんて周りには目で見ても分からない。
とにかく悔しかった。
毎日テニスコートでボールが打てるだけで幸せだったのに。
治ると信じて、ランニングや筋トレ、球拾いを続ける毎日。
もう今は、秘密兵器が秘密のまま引退
って笑いのネタみたいに話してるけど、もうほんとに笑うしかない。
今は私はこの手首の痛みのおかげで、同じ悩みの人のヒーローになれてる。
だから、手首の痛みにも意味があったと思える。
ただ、その頃には全くわからなかった。
私の施術を受けて治る人もいれば、治らない人もいる。
でも、どんな経過をたどる人でも、何か意味があるんだと信じてほしい。
治る人は私に手伝わせてほしい。