このままでは手首を使えなくなるよ
昔、空手の道場に通っていました島本です。
ある時、練習の後半に逆立ちをさせられました。
1分間と言われて、そのくらい耐えてみせる!と思って頑張りました。
だんだん苦しくなってきて、あと10秒くらいだろ。
という時に師範は、
「おーし、あと30秒!」
って言いました。
あと10秒なら耐えられるけど、30秒は無理と思った私は、その瞬間に崩れ落ちました。
実際は残り10秒で、10秒後終了でした。
自分が無理と思ったら、無理になる。
心はなんと弱いものかと思いました。
「このままでは将来は手が使えなくなるかも」
と、医師の方に言われたという方がいました。
このような話は度々聞きます。
どんな意図でそう言われたのかは分かりません。
手が使えなくなることも考慮して、仕事を変えることも考えなさい、
なのか、
そうならないように手を使わないように!
という脅しなのか、
使えなくなるから今のうちに手術を検討しなさい、
なのか
理由は分からないけど、その言葉で不安になる人もいるでしょう。
私ももしかしたら言葉足らずだったりで、不安を与えることもあるのかもしれない。
でも私は、
「あなたの手首がこのまま酷くなって、将来は使えなくなる」
なんてことは言わない。
たとえ私の施術が効かない人でも。
たとえ私の施術を受ける気がない人でも。
ちゃんとケアができなかったら痛みが戻って、何も変わらないかもしれませんよ。
とは言いますが。
(治し方を知るまで、私は10年ガラスの手首でしたから)
施術が効かない人は、私が力になれないかもしれない。
でも、痛みが何か体からのメッセージなら、メッセージを聞いて参考にしたら、痛みに用はなくなるから、痛みが出なくなるかもしれません。
と話します。
人生に起こる現象は無駄なことはない
色々な学びの結果、人生が良くなっていく
だから、辛いことや大変なことがあっても、それはその人が、より幸せになるために起こってる
そう信じたい。
自分もそうだし、みんなもそうだと思ってます。
だから、そんな不安になるような言葉を信じて、希望を捨てないでほしいなと思います。