故障と不調
故障と不調ってちょっと違うんですよね。
他の整体師はどうか知らないけど、私は分けて考えてます。
故障というのは、怪我的なもの。
問題ないところが、何かのきっかけで壊れた、支障した。
だから、故障は適切なケアをすれば、ちゃんと治るという印象。
では不調はというと、そもそも壊れたりはしていないけど、調子が悪いということ。
疲れが溜まって動きが悪いとか、痛むとか。
だから、不調は治るというより、疲れたら出るという印象。
疲れたら出るものだから、完治することはないということですね。
風邪って治るけど、またなりますよね。
で、風邪って再発したとか言わないですよね。
その時の風邪は治るけど、またそのうちなるもの。
それに対して、ガンとかは元々なっているものではなく、その時なるもの。
で、一度治ってしまったらそうそう頻繁にならないもの。
だから、完治とか再発とかの言葉を使える。
肩こりとか、腰痛は私の中では不調扱いです。
特別な理由があってなるものではないからです。
疲れが溜まれば出る。
○○が続くと出てくる。
で、そのうち楽になる。
もしくは、整体とか受けるとしばらくは楽に過ごすことが出来る。
けどまたなる。
だから、治ることを目的にした施術と、楽にしていく施術は別物なんです。
治ることを目的にしたやつは、きちんと修復していきたい。
楽になることを目的にした場合は、きちきちミチミチやらなくてもいい。
もちろん早く楽にしたければ、積極的に施術を受けてもらってもいい。
治るものなのか、ある程度付き合っていく症状なのか、これが分かっていれば、身体のことあまり心配しなくても良くなるなと思います。
手首の痛みは、大体の人は故障です。
たまに、不調として出ている人もいます。