運動会のお父さん
なんか運動会の時のお父さんのリレーがなくなったという噂を聞きますが、今はどうなってるんでしょうね?
あれ、子供心ながらに迫力があって好きでしたが。
昔は出来ていたことが、出来なくなってることに気づくと愕然としますよね。
皆さんは、衰えを感じたことはありますか?
私はあります。
私が衰えに気付いたのは、、、
高校生の時でした。
高校生で衰えとか、鼻で笑ってしまう人もいるでしょう。
高校三年生の体育祭で、リレー選手に私は選ばれておりました。
春の体力測定でかろうじて速い方に入っていたからです。
で、体育祭は秋ですね。
半年の歳月が経っていたわけです。
その本番で、100メートル走る間で私は3回転びました。
あの、運動会でお父さんが、
「張り切って走って足がもつれて転ぶ」
というアレです。
アレを3回もやらかしたんです。
私は手首を痛めたことにより、高校2年の秋に部活を辞めていました。
運動不足で衰えてたんですね。
頭の中はこのくらい走れるというイメージはあるんです。
でも足がついてこない。
前傾姿勢になって転ぶ。
転んだ分取り返そうとして、さらに転ぶ。
もう諦めて転ばないように気をつけても、筋力がもたずに転ぶ。
高校三年生にして、運動会のお父さんの気持ちを嫌という程味わったのです。
歳のせいちゃうやん、運動不足のせいやん!
って。
あれから20年近く経ちましたが、いま私はバドミントンをしています。
続けているから、体の衰えはあまり感じません。
多分年齢のわりによく動いてるほうでしょう。
これがアスリートのように限界まで鍛えていれば、間違いなく衰えはあると思います。
でも限界まで鍛えていなければ、やればやるだけ体力もつくし筋力もつくんです。
だから、歳のせいってあまりあてになんないんですよね。
歳のせいって言うのも、思うのも簡単です。
でも歳のせいにしたら、もうこれから良くなることは期待出来なくなります。
自分で歳のせいと思いたくなくても、周りの人からそう思わされることがよくあると思います。
でもそんなの、右から左に受け流してしまえばいいんです。
出来るだけ歳のせいにしないしさせない、そんな整体師になりたい。