医療はビジネスになってしまっている
ほとんどの人は医療機関は病気や怪我を治してくれるところ、と認識していると思います。
もし、医療機関は病人を作るところなどと言えば、非難が殺到することでしょう。
でも実際に、医療というのはお医者さんが絶対権力のようになってしまっているので、患者さんは言いなりになってしまうものです。
お医者さんが「〇〇」と病名をつければ、その人は○○病の患者さん
それが正しいか正しくないのかは、患者さん自身には分からない。
上記のリンクは、この現状に危機感を覚えているドクターの方が書いてくれている記事です。
答えを書いているというよりも、問題提起です。
患者さんサイドが理解して気づかないと、問題を指摘する人もほとんどいないからです。
ざっくり書くとこういうことです。
・医療はビジネスとして展開している
・患者さんが増えれば増えるほど、儲かる仕組み
・患者さんは知識がないため、医師の言いなりになりやすい
・健康保険の制度により、自己負担額が少なくなるため、医療を受ける側のコスト意識が働きにくい
病院が足りない、という話は聞くけど実際は、世界的に見れば病床数は世界最多。
英・米の5倍だそうです。
病院が増えるたびに病人を増やしている。
だからいざという時のベッドが足りないということになっているのです。
医療に関して言えば、私も立場は一般人です。
医療行為を受けることはあっても、医療行為を行うことはありませんからね。
整体はあくまでも癒し業であって、治療ではないのです。
ややこしくて申し訳ないですが、法律上そうなってます。
だから、医療を受ける側の立場から考えて、おかしいものはおかしいと言いたい。
病院や介護施設などで働く方も多く施術を受けに来られます。
皆さん一生懸命に患者さんのためにお仕事をされています。
でも、現場で働いている人たちでさえ、
「これは本当に必要な処置なのだろうか?」
「この人がここにいるのは、本当にこの人にとって幸せなのだろうか?」
と疑問を感じていたりするのです。
でも現場の人間ひとりでどうにかできることじゃない。
だから、このドクターの記事を読んで、皆さん一人一人がどうしたらいいのか考えてみることが大切なのではないかと思います。
答えは見つからなくても、問題点には気付けるかもしれない。
医療は誰にとっても他人事ではないのです。
そして、この問題はそのまま整体にも同様のことが言えるのです。
コンビニ以上に増えた、整骨院・鍼灸院・指圧のお店・整体・クイックマッサージ屋。
求められる仕事ではあるけど、増えすぎたことによって、過剰な介入が起こっていると思います。
本来気にしなくてもいいことを、気にさせて通院させていたり。
本当に必要な人に、必要なだけのことをする。
そうありたいし、そういうところかどうかを皆さんが判断できるようになってほしい。