教科書が間違えれば、間違って覚える
教科書が間違っていたのに、テストでバツをつけられたら理不尽ですよね。
でも実際にそらに近いことが起こってるのです。
たとえ話として、
「いい国(1192年)作ろう鎌倉幕府って学校で覚えましたよね?
1192年に鎌倉幕府が出来たという話が間違ってたとしても、間違いに気付きようがないですよね。」
って話してました。
なんか実際、今の教科書では鎌倉幕府の誕生は1185年らしいですね。。。
歴史は考えて分かることではなく、情報によって知るものなので、情報が間違えたら正しいことは分からないですね。
医学の教科書に、腰痛の原因として椎間板ヘルニアが記載されていれば、腰痛の原因の1つとして椎間板ヘルニアがあると信じられるものです。
腰痛と椎間板ヘルニアがほとんどの場合、無関係である。
と海外の論文で1995年に発表されました。
それが教科書レベルで修正されるのはいつになるのでしょうかね?
しまもと整体院に受けに来る医大生も沢山いますが、ほとんどの人はこの話を知らないと言います。
オーストラリアなどの腰痛に対しての先進国は、メディアを通じて国民の意識を変えていく方針になってるそうです。
椎間板ヘルニアはほとんど無関係と分かってるけど、じゃあ何が本当の原因か?というのは一言では表せられないのです。
ざっくり言えば、多くの腰痛は心理社会的疼痛症候群みたいなものだとは分かってるけど、それだけではない可能性もある。
正しい腰痛の原因が判明してからじゃないと、訂正できないとしたら、いつまでも変わらないのではないかと思います。
今一番世界的に、腰痛治療に効果的とされてるのは、認知行動療法だということだけでも、広めてくれたらいいのに。
手術や整体の治療に比べたら、「正しいことを知る」というのは、はるかに安上がりで済むのに。
医療費の増大に関わる腰痛分野ですら、そんな状態ですから、手首の小指側の痛みなんかはもっと遅れるかもしれません。
私は手首の痛みの原因も、靭帯や軟骨の損傷、骨の長さが痛みの原因、というのはほとんどの場合間違いだと思っています。
今生きてる人たち、今手首の痛みを抱えてる人が救われる道は、医学ではないのかなと思います。
医学的には間違ってることを私は言ってたり、やってたりするわけですが、私は誰より力になれると信じているから、手首の専門なのです。
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