体が弱ってきた
こんにちは、廃用症候群の気配を感じております島本です。
先日スーパーへ買い出しに行く際、信号が変わりそうなので、少し小走りをしたのですが、体が重たくて、自分の足じゃないような感じでした。
今までは休みの度にバドミントンをし、毎日通勤で歩いていたのが、今ではほぼ毎日寝たきりです。
しまもと整体院は営業しておりますが、不要不急の外出ととられて、予約はどんどんキャンセルされ、仕事はほぼできていません。
この自粛ムードのなか、施術にお越しくださいと、広告を出すのもはばかれ、仕事が出来ません。
私個人としては施術を受けたい方の施術はウエルカムですが、問い合わせはこの最近は皆無です。
兵糧攻めにあってる気分です。
そんなわけでほぼ家にいるのですが、37歳でも筋力の衰えを感じます。
意識的に屈伸をしたり、伸脚をしたりして、固まるのを防いでいます。
廃用性症候群というのは、主にお年寄りなどに起こりやすいとされています。
活動性が低下して、体がどんどん固まっていき、動けなくなっていくことを言います。
お年寄りに多いというだけで、若くても起こります。
私が手首の小指側の痛みの方に、長期間固定をしてはいけませんよというのは、廃用性症候群と同じことが手首に起こってしまうからというのもあります。
動かさなかったら、組織が治っていくという考えで、固定を勧められるようですが、その可能性とともに、
動かさなかったら、動かなくなっていく。
という現象が進んでいくのです。
動かさなくなった関節は動かなくなる。
そして、それと同時に筋肉も固まっていくのです。
その過程で、筋肉にトリガーポイントが形成されると、関連痛が関節に出てしまうことがあるのです。
前腕の筋肉なら手首のどこかに痛みを引き起こしたり、
太ももの筋肉が固まると、膝を曲げたときに膝が痛くなったりもするのです。
この大規模な自粛要請の裏で、確実に、多くの人に廃用性症候群が起こっていきます。
だから意識して、屈伸伸脚などをしてほしいのです。
怖がりな人でなければ、少し散歩に行くとか、家やマンションの階段の上り下りをするとか、とにかく活動性を維持してほしいと思います。
若い人は衰えて来ても、戻すのがたやすいのです。
それでも痛みまで出るようになると、ややこしいことになったりします。
病院で痛みを調べてもらうと、関節の軟骨がすり減っているとか余計なことを言われますからね。
医学的に正しいとされていることが、本当に正しいとは限らない。
専門家の言うことが正しいとは限らない。
今回の新型コロナの件でも、専門家によっても見解が異なったりします。
人は恐怖心をあおられるとすぐ思考停止しがち。
思考停止することなく、冷静に物事を判断してほしい。
とりあえず、足腰が弱るのは目に見えているので、出来ることをしましょう。