腰痛は怪我とも病気とも言えない
先日肩こりに関しては、病気でも怪我でもなく不調という話を書きました。
腰痛も怪我でも病気でもないなぁと思います。
とはいえ、病的なものが原因の腰痛というものがあるので、
「腰痛 レッドフラッグ」
などで検索してみてください。
…と書いて済まそうとしましたが、素人の人が読んでわかりやすいようなページは表示されませんでした。。。
簡単にいくつか説明すると、
外傷による痛みや
姿勢や動作とは無関係な持続的な痛みがある場合や
発熱や息苦しさなど、他の症状も付随してる
などの場合は、すぐに病院(整形外科)を受診してください。
肩こりと腰痛で違うなと思うのは、腰痛の場合、
この動きが痛い、
この体勢が痛い、と言うのが明確にあるのです。
これはいわゆる痛みが筋肉から発生している証なんですよね。
じゃあケガ的な感じなのかな?
ってなるのですが、そうでもないのです。
というのは、腰痛って発症のきっかけがハッキリしない。
これ!と言うのがあったとしても、それが事故的な異常な刺激かと言うと、そうとは言えないことが多い。
重いものを持ってなるにしても、耐えられないような強い負荷とは言い難い。
その負荷が大丈夫な時とダメな時がある。
腰痛はひどくなったり、軽くなったりを繰り返したりもする。
ケガならダメな時はダメで、良くなってきたらだんだん平気になる。
痛みは筋肉からきてるけど、原因となる刺激が物理的なものとは言い切れないものが多い。
腰痛と一括りに表現してしまうけど、もしかしたら、動かした時の痛みでも、ケガ的なものも混じっている可能性はある。
ただ、どの場合も対処法としては、安静にしないようにと言うことになってる。
それは負荷をかけましょうと言うことではなく、普通の日常生活程度の動作は継続しましょうと言うことです。
よく、腰を痛めたときには、安静にしましょうと言われることがありますが、安静にしていると回復が遅れると言う報告があるのです。
どうしてもきつい時は無理しなくても良いのですが、48時間以上の安静は、回復を遅らせると報告されているので、安静にしすぎず適度に動かしてやると良いと思います。
病院などで、椎間板ヘルニアとか脊柱管狭窄症などと診断されている人もいると思いますが、それらの構造的な異常はほとんどの場合、痛みとは無関係と言われています。
腰が痛くて画像検査をして、たまたま見つかってしまっただけの老化現象の一種です。
肌が老化して、シミやホクロが増えてるのと、大した違いはありません。
この辺りから、医学の批判のようにとられるかもしれないので、気になる方は、
人生を変える幸せの腰痛学校や、腰痛ガイドブック、などを読んでいただくと良いかもしれません。
トリガーポイントブロックで腰痛は治る!と言う本も安心につながるかもしれません。(この本おすすめの記事書いていなかった_| ̄|○)
理屈的に理解したい方は、腰痛ガイドブックがおすすめです。
ドクターが書いたものが読みたい場合はトリガーポイントの本。
なんでもいいから、どうしたら楽になれるの?という方は腰痛学校を読んでみてください。
ただ、いずれの本も、このストレッチをやれば治る!とか、このツボを押したら治る!みたいな安易な対処法は載ってません。
ざっくり言ってしまえば、腰痛は心身の緊張が原因なのですが、ほとんどの方は心の方を無視されます。
心が大事だなぁと思う人ほど、、心は関係ないと思い込んでるのが厄介なものです。
それと、整体とか行くと歪みやズレのせいにされるんですよね。
これ、昔は自分もそう言うのが原因だと思っていたんですけどね。
今ではあれは間違いだったなと思います。
歪みは誰しもあります。
姿勢の良い悪いだけで、腰痛のあるなしを判断することもできません。
なので、この点も気にしないでください。
余計な心配をするだけです。