危険だから控える?
危険だから控えるように。
今のコロナの自粛には、危険だから控えるようにと言うのが根底にあるように思う。
これが整体の仕事に関わる部分だと、痛いなら動かすな。
につながるのだと思う。
「ゴルフをすると手首が痛い、日常はさほど支障ない。」
と言う人がいれば、病院に行けば、ゴルフを控えるようにと言われる。
Q:自粛はいつまで?
A:治るまで。
治らなければ、スポーツを諦めるか、手術をするかの二択を迫られる。
なお手術の結果を保証することはできない。
これがある程度の年齢以上になると、歳のせいだからと言って、無理するな、諦めろと言う空気になる。
負担をかけないようにした結果、楽しみは奪われ、だんだんと弱っていって、寝たきりになったり、認知症が進んだりする。
歩くだけで痛いってなったら、あまり歩かないようにってなる。
膝を曲げると痛いと言えば、膝を曲げないようにとか平気で言う。
膝を伸ばすと痛いなら、伸ばさなきゃいいと言う。
曲げなくなった膝は、どんどん曲がらなくなっていく。
伸ばさなくなった膝は、どんどん伸びなくなっていく。
考えたらわかることなのに。
すり減った軟骨が痛みを引き起こすとか、炎症が起きて痛みが出ると考えているから、こう言うことになる。
医学の世界の常識は、一般の人にとっても常識となる。
手遅れになる前に、動ける体にしないといけない。
痛みから逃げた先は更なる痛み。
痛みにもいろんな種類がある。
こうやって曲げたら痛い、こうやって力を入れると痛い。
と言う類の痛みは、ほとんどの場合、筋肉をきちんとケアすれば良くなる。
痛みから逃げるのも、一つの方法としてアリだと思う。
安静にしてたら、痛くなくなったなんてこともあるのだから。
でも、逃げても解決しないなら、きちんと向き合って乗り越える方法もあることを知ってほしい。