治したい気持ちと、ひどいケガと思いたい気持ち
手首の痛みって、見た目にはほとんどなんともないから、辛さを分かってもらえないんですよね。
痛くて思うように行動できないだけで辛いのに、周りの人の理解がないのもまた辛い。
痛めてすぐの頃は、周りの人も気を使ってくれたりするのに、だんだん長引いてくると、
「まだ治らないの?」
「いつになったら治るの?」
って言葉を投げつけられたりする。
その言葉、本人が一番思ってるから。
こっちが聞きたいよ!と。
周りに理解されないと、どうにか分かってもらいたい気持ちが生まれることがある。
そういう場合、この病気(ケガ?)がいかに大変なものなのか、ネットで調べたりして、大変なものだということをアピールしたくなったりする。
その、分かってほしいモードの時は、きっと私のホームページの記事とか見ると、
「筋肉のケアで良くなる」
というのが、大したことのない痛みとして扱われているように感じてしまうかもしれない。
そんなもので良くなると思われたら、この痛みも大したことないって思われるじゃないかと。
いわゆる被害者モードの時は、きっと私のページは響かない。
手術をしたほうが、周りの人には
「そこまでするような大変なケガだったんだ」
というアピールになる。
でも、心のどこかでは手術なんてしたくないって思ってる。
でも、筋肉のケアなんかで治るような痛みだとは信じられない。
手首の固定サポーターを、極力いつでもつけようとしているのを見ると、まだ痛みの被害者モード(分かってほしい)なのかな?と思う。
だって、つけていても良くならないって、しばらくつけていると、だんだん気付くでしょ?
つまり私のホームページを見るタイミングによって、施術を受けてみようと思うのか、この痛みのこと分かってない!って思うのかが分かれるのだろうな。
TFCC損傷が安静にしていたら良くなった、という情報もあるけど、
「そんなものTFCC損傷未遂の情報だ!」って私でも思う。
筋肉痛の延長でも手首の小指側に痛みが出ることがあるから、その状態で診てもらっただけでしょと。
これは私が施術をして良くなった方のブログです。
私に出会う前の手首の痛みに対して、ネットの情報に思っていた感想です。
この方も、私の情報を見るタイミングが違えば、
「そんなもんで治るような甘いもんじゃない」
って思われて、一蹴されていたかもしれない。
私でも、この手首の痛みを舐めるなよ!と思う情報もある。
でも、見る人によっては、私のページも同様の感想を持たれるのだろう。
手首専門でやっている熱量を感じてくれた人は、記事を読み込んでくれるから、分かってくれるのだろうけど。