心に火を灯す本
人生最後の日に
ガッツポーズして死ねる
たったひとつの生き方
自分は大人になってから、わりと読書をするようになったけど、学生の頃は読書はあまりしませんでした。
特に歴史には興味がなく、「昔のことなんてどうでもいい」みたいな厨二病のようなことを言ってました。
なので、幕末の時代も全く興味なし。
なのに、こうやって社会で生きてきて、いろいろ考えることが増えてくると、昔の人はどうやって問題を解決してきたんだろう?と興味が湧いてくるのです。
この本は歴史の勉強みたいなものではなかったのですが、歴史にも興味を持たされました。
吉田松陰、高杉晋作、野村望東尼、ジョン万次郎、坂本龍馬などの生き様から、心に火を灯すようなお話でした。
時代を変えるというのは、大変なこと。
常識を変えることであり、改革であり、戦いです。
私は私なりに、今の私の立場も、戦いだと思ってるのです。
たかが手首の症状ひとつだけど、医学の常識と違うものを広めようとしてる。
靭帯損傷、軟骨損傷と信じられているものを、筋肉の痛みだと言い張っているのです。
画像検査の結果にケチをつけているわけです。
医学の見立てを間違いだと言ってるわけです。
幕末のサムライたちは、日本という国を守りたい一心で、巨大な権力に戦いを挑んだのです。
当時の常識で考えれば、勝てる見込みなど全くないようなものなのに、やらずにいられないと動くわけです。
「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ 大和魂」
こんなことをすれば、大変なことになると分かっていても、やらずにはいられなかった、日本の男として
情熱で動く。
心が震える。
自分が吉田松陰と同じなんて思っているわけではなく、吉田松陰ならなんと言うのだろう。
コトを荒立てないように、医学は否定しないようにと言うのだろうか。
もっともっと、歴史上の人物の思想・覚悟・知恵を学びたいなと思ったのでした。