熱くなれ
大黒摩季と言う歌手の曲のタイトルです。
私は昔から、夏が好きで情熱的な歌も好きでした。
この「熱くなれ」の歌詞の中に、面白いフレーズがあるんですよね。
「未来が見えないと不安になるけど、くっきり見えると怖くなる」
って。
学生時代、たしかに!って思った。
未来が見えなくて不安になったり、怖かったりするけど、先が分かる人生は面白くないなと。
必ず当たる宝くじとか、そういうのはほしいなと思ったりしたけど。
人生って本当に、紆余曲折があって面白い。
人間万事塞翁が馬と言う言葉も、そういう意味合いですよね。
辛いことがあって、それを嘆いていたのに、そのおかげで幸せにつながっていたり。
思うように生きられないからといって、不幸になるとは限らない。
会社を脱サラした自分が、こんな東京のど真ん中で、手首専門の整体をやっているなんて、当時は想像もつかなかった。
手首の痛みで困っている人の救世主になれたのも、自分が手首を痛めたおかげ。
会社員の時、みんなが普通に勤めているのに、自分はそれが出来なかった。
大人なら、このくらいのこと、みんな我慢できるのに、なんで自分は長いものに巻かれることが出来ないのだろう、と悩んだりもした。
でも、自分を殺し続けて、そのまま働いたら、今の自分はなかった。
これから先も、思い通りにいかない人生だろうけど、思いもよらない幸せもきっと用意されていることだろう。
前向きに受け取れるときは、前向きに受け取ろう。
嫌だと思うことは、嫌だって素直に行動することも大事。
我慢し続けて幸せになることは出来ない。
忍耐が必要なことはある。
辛いから逃げるのじゃない。
嫌なことからは逃げなくちゃいけない。
逃げてから考えるのもあり。
辛いけど、その先に希望を見出すことが出来るなら、諦めてはいけない。
損得ではなく、好き嫌いで人生のかじ取りをしたい。
頑固な人は頑固なことで、才能を見出すことがある。
吉田松陰は、高杉晋作の頑固さを、治させようとはしなかった。
その人らしさが、その人として生まれてきた意味を成すようになる。
人に合わせてばかりの、自己主張のない人は、自己主張をしないことで、役に立つように出来ている。
ありのままの自分で輝ける未来を!
熱くなれ!ってのは熱い人へのメッセージでしょうね。
みんな熱かったら大変(笑)