大人になるって嘘つくこと?
子供の頃は、みんな自分を着飾らない。
嫌なものは嫌、好きなものは好き、で生きている。
だから、子供の頃からの友人と言うのはお互いのキャラクターを知っているから、気心知れた仲間と言う感じがする。
大人になると、本音を言わない人が多くなる。
思ってても言わない。
子供の頃のアニメで、
「大人になれよ、三井!」
っていうセリフがありました。
つっぱった不良の生徒に対して、同級生の仲間が、
「素直になれよ!」
という意味で言っていました。
強がったり、カッコつけたりせずに、本音を素直に言えるのが大人。
と言うように描かれてたんですよね、漫画では。
でも実際には、「大人になれよ」と言うときには、
空気を読めよ、本音は飲み込めよ、わがまま言うなよ、嘘も方便・社交辞令を使え
となっていることが多いですよね。
日本だけなのかな、こういう同調圧力って。
人と意見が違っても、自分の意見を言えるって大事なことだと思う。
自分はこう思うということを、言うことは悪いことではないと思う。
人に強制したりしなければ。
その意見に同調したり、共感したり、採用したりするかどうかは聞いた人が決めること。
意見を言ってはいけないというのは、成熟した大人の世界だとは思えない。
って、ここまで書いておきながら、このメンタリティ懐かしいと思った。
10代後半から20代前半の、自分探し前みたい。
いつの間にか、諦めて世間に合わせて生きていくようになるんだなぁ。
ほとんどの人は。