脱力すると手首を痛める
ゴルフをやっている方とかで手首を痛める方も多いのだけど、手首を痛めるきっかけの一つは、脱力状態で負荷がかかるからだと思います。
上手な人ほど脱力状態で、スイングをします。
インパクトの瞬間に力を入れたりするのですが、それが遅れたり、予想以上に負荷が強かったりすると痛めるのです。
テニスとか他の競技でも同様なんですよね。
ガチガチに力を入れていると痛めない。
言い換えたら痛めるほど、衝撃が来るほど振れないということでもある。
良いスイング、良いパンチのためには、脱力が大事なのです。
脱力しないと上手にならない。
脱力すると、痛めるリスクもある。
だから、痛めたからと言って、悪いとは限らない。
ただ、初心者とかであれば、使い方が出来ていないという可能性もある。
きちんと痛みを取ってやって、それでもやっぱり痛めるというのであれば、それは体に無理のある使い方だということ。
上手になるためには、体の使い方を学ばないといけない。
そういう意味では、私の施術は、痛めてもどうにかなると実感できるので、上手になりたい人には良い施術ですね。
痛めないように使うのではなく、痛めたら学ぶ。
痛めるリスクはいつもつきもの。
痛めたら動かせなくなるのか、痛めても動かしながら治していけるのか。
私のやり方は、アスリートや上昇志向の強い人には、心強いだろうな。
脱力したら痛めるというのも事実だけど、その逆に脱力出来ないから痛めるというのもあったりする。
結局は痛めるケースも様々ということ。
絶対に痛めないなんてことはできないのです。
しなやかに動けなければ痛めやすい。
こうじゃなきゃいけない!
みたいに柔軟性のない考えになってくると痛めるのかもしれませんね。
若い頃はとらわれも少ないけど、歳を重ねるにつれ、背負うものが増え、守るべきものが増え、やらなきゃいけない(と思ってる)ものが増え、気がついたら柔軟性を失ってしまうのでしょうね。