自信はあとからついてくる
自信がついたら何かをするって無理なんですよね。
チャレンジした結果、出来るようになって自信がついてくる。
やらなきゃ分からないことだらけなんですよね。
2010年、私は手首が治っていないことを分かっていながら、バドミントンをやり始めました。
またどうせ痛みは出てくるけど、たぶんまたラケット競技をやめれば、日常生活は送れるようになるだろう。(過去の経験から)
今は整体の仕事をしているから、もしかしたら自分でもケアをして、痛みのコントロールくらい出来るかもしれない。(願望)
そう思いながらやってみたら、案の定痛みは出てきたけど、試しに前腕のケアをしてみたら、すごく効いた気がした。
自分の体なので、どうなろうが自己責任だから、バドで酷使しては、痛みを取り、あれこれ工夫していたら、痛みが出なくなりました。(結果)
その後、紆余曲折あり、手首の専門として、松山を離れて東京で活動を始めましたが、うまくいく保証なんて一切ありませんでした。
自信は後からついてくる。
バドミントンを始めるとき、手首の痛みを克服できるとは思っていませんでした。
ので、手首の痛みを克服するという自信はゼロ。
ただ、何とか付き合っていけるくらいにケア出来たらいいな、くらい。
やりたいという動機だけで、私は色々チャレンジしています。
自分の人生だから、自分が責任持てばいいだけだから。
ある種の自暴自棄のように受け取られるかもしれないけど、それとは別な気がします。
自分の人生何とかなる、という根拠のない自信と、何とかするという覚悟があるのだと思います。
他人をどうにかはできないけど、自分はどうとでも出来る。
今は私は手首の痛みの人への施術に自信を持っています。
それは100%の効果を出せるということではなく、多くの人に施術の効果を出せるというもの。
こんなに劇的に効果を出せる技術は他にないと思ってます。
医学的根拠は何もないけど、施術をしてきた歴史で手に入れた自信。
何千人への施術をして、8~9割にその場で痛みが半減以上って、医学の世界ではありえないこと。
自信は最初からなくてもいい。
でも、希望が見えたなら、その希望を追いかけたい。
やりたいことをやるためには、出来る・出来ない、より、やるかやらないかだ。