足首のねん挫のその後のその後
以前のブログで書いていたことがある、足首のねん挫の件。
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その後、無事キックボクシングにも復帰出来たため、続報を書くのを忘れていました。
Twitterの履歴で見る限り、5/10頃にはキックボクシングも出来るようになっていたようです。
で、現在の状況ですが、靱帯は欠損したままです。
足首の不安定感は大分無くなったとは言え、限られた角度の時の違和感は残ったままです。
特定の角度に足首の関節を曲げた時、左の足には感じる靱帯のふくらみが右足首にはありません。
明らかに陥没している感じです。
そして、その後ずっと正座のように強度屈曲位で軽く内反するような動作をすると違和感があります。
痛みや違和感は、靱帯が感じているのではなく、筋肉が感知しているのだから、筋肉のケアやストレッチで残りの違和感も改善しないか?
とストレッチをやってみた結果、足首の違和感が強くなりました。
関連する筋肉のケアもしますが、あまり改善されません。
ということで、足首のねん挫後の違和感は、多く場合は筋肉のケアで改善するけど、改善しないケースもあることを確認しました。
靱帯が欠損している人は、無理にストレッチなどをやると、逆に痛みが強くなることもあるようなので、無理は禁物だと思いました。
一度切れた靱帯は、戻らないと私は思っています。
日常生活には支障がないレベルまで改善はしましたが、全く問題が無いところまでは戻りませんね。
そして、今後また同じような捻挫をした場合、どうなるのか心配です。
取り返しがつく怪我なら、どんどんしたいけど、取り返しがつかない怪我はもうしたくないですね。
取り返しがつかない怪我というのは、関節が異常な角度まで動いてしまう怪我です。
あの時痛めたというのがはっきり分かるような怪我です。
転倒したとか、衝撃などで異常な可動域まで関節が動かされてしまう事。
特にきっかけなく痛みが出てきて、だんだんひどくなったとかは、このケースには該当しません。
異常な可動域まで動いた怪我の場合、どうにも出来ない問題が起きているかもしれません。
私が施術で改善できると言えるのは、正常な可動範囲での動きの痛み。
可動域の限界で痛みが出るのも施術で改善できる痛みの一種ではあるのですが、それだけの場合、改善を期待できないケースもあるだろうなと思うのです。
改善を期待できるケースと、出来ないケースがあるのですが、文章だけでは説明できないんですよね。
実際に動きを見たり、触って動かしたりしてみないと伝えられない。
痛みって、他人には分からないですからね。
本人の感覚でしか表現できないけど、本人が靱帯がおかしくなったと思っているからと言って、靱帯の問題ではないこともある。
自己判断がダメと言われる理由の一つでしょう。
この捻挫、なった時はさほど痛くなかったのに、後から長引きましたね。
症状も過去の捻挫で一番ひどかった。
足首をプラプラ揺らすことが出来ませんでしたから。
今はプラプラはもちろん平気だし、強くサンドバッグを蹴ることも出来る。
右足でも左足でも蹴れるので、蹴り足にも軸足にも問題ない。
だけど違和感は残ったまま。
私は、固定をしなかったせいだとは思わない。
でも、絶対とは言えないので、捻挫をした人はまず最初は安静にして、固定をしたい人はしたらいいと思います。
切れた靱帯は固定していても、していなくてもつながる力はないと思うのです。
が、私の考えなので、絶対ではありません。
だから、捻挫をした人は無理をせず安静にしたらいいのです。
でも、もうこれ以上安静にしても意味が無いと思えるくらい、時間が経ったのに普通の生活ですら違和感を感じているのであれば、施術で症状の改善が期待できます。
出来ることは出来る、出来ないことは出来ない。
覆水盆に返らず。
切れた靱帯は戻らないけど、生活に支障がないくらいに回復することは出来る。