冷え性
冷え性に悩まされるのは男性より女性に多いですね。
男性より女性の方が筋肉量が少ない為、体温を作る能力が弱いということも関係するかと思います。
冷え性と言っても手足が冷たく感じるということ以外にも、低体温で悩まれる方もいらっしゃいます。
低体温になってしまうのは筋肉の量が少ないということの他にも、食事の影響もあります。
身体を冷やす性質のある食べ物というのがあります。
例えば、季節外れに夏野菜を食べると夏野菜には身体を冷やす性質があるため、冷えにつながります。
甘いもの、白いご飯なども冷えにつながります。
筋肉を動かすときにエネルギーを消費して熱を生産しますが、運動不足になると、筋力は落ちるし、エネルギーを生産する機会も失います。
また、自律神経も冷えによく関係します。
頭を働かせる、交感神経が優位に働いている間は、血液は脳に集められるので手足の血管へは血液があまり通わなくなります。
緊張すると手足が冷たくなるという経験をされたことがある人も多いと思います。
緊張が解けていると、内臓の働きも良くなり、内臓が働く際に内臓の筋肉が動いて熱も生産できます。
冷え性の改善の為には、食事の管理と運動、身体の緊張をしっかり取るということが必要になります。
一朝一夕で改善というわけには行きませんが、冷えは万病の元と言われます。
長い目で見てケアをして損なことはありません。
冷えを取ることで様々な体調が上向いてくることがあります。