不眠症
眠れないというのはそれ自体がストレスになるし、体調管理の上で非常に重要になりますね。
よく考え事をしていると眠れないというけれど、眠れないから考え事してしまうんだと言いたくもなりますよね。
眠りは自律神経によってコントロールされています。眠ろうと思って眠るのではなく眠たくなって眠ります。
副交感神経というリラックスしているときに優位に働く神経が優位になっていないと眠たくならないのです。
ですので、頭を働かせているうちはそちらに切り替わりにくくなってしまうのです。
それでも体の緊張が取れていると、夜になると、自然と眠たくなるものです。
しかし、身体の緊張状態が強いと、頭が活発に働きやすい状態となってしまう為、眠りへ誘導されにくいのです。
そして眠れないから、また考えてしまって眠れないというループに陥るのです。
身体の緊張を解くことが大切です。
身体の緊張を取るには本来、運動がいいのです。
日中に体を良く動かすと、日光を浴びた体内記憶として夜になると反動で眠たくなりやすいですし、筋肉も動かして緩んでいるし、疲労もあって眠たくなります。
しかし、現代の社会人は仕事によって、じっとしている姿勢をしないといけない環境が整っています。
ですので運動をするのが難しくなっています。
本来はそれでも何とか運動をお薦めしますが、出来ないものは仕方がないので、座って仕事の合間に出来るような体操をお薦めします。
身体がガチガチに固まったままだと、そもそもが身体が動かないので、体操の効果も出しにくくなるので、施術によって身体を緩めて、それを維持するつもりで体操をしていただくのが一番いいと思います。
筋肉を大きく伸び縮みさせるのが一番筋肉に血が通って柔らかくなります。
眠りに関して言えば、首から腰にかけての背骨周りの緊張が取れると眠りやすくなります。
背中を反らすのと丸めるのを交互にやるということです。
背骨が固くなると仰向けで眠ると背中や腰が痛くなるので、それもまた不眠症につながります。
身体をしなやかに保って自然な眠りを手に入れましょう。