げっぷが出る
げっぷがよく出るという症状は整体など、あまり関係の無いもののようにも思われるのですが、解説しておきます。
げっぷがよく出る場合に、呑気症(どんきしょう)というものがあります。
ストレスを感じやすい方に多く、緊張して無意識のうちに息やつばを飲み込んでしまうことで空気が入ってしまうということです。
空気を飲みこむ要因は他にも、早食いなどもあげられます。
早食いをすることでも空気を一緒に飲みこみやすくなります。
げっぷが臭いという場合には、逆流性食道炎のように酸っぱい臭いや、胃腸に溜まった食べ物が発酵してガスが発生するなどがあります。
空気を飲んでげっぷが出るのか、食べ物の発酵からガスが発生しているのか、いずれにしてもストレスの影響が大きいと思われます。
胃腸が元気に働かない理由は、自律神経のバランスが乱れているのが原因で、自律神経のバランスが悪くなるのは、ストレスの影響があるからです。
自分の意思で動かせない内臓の働きはすべて自律神経が関係し、自律神経は心の状態と関連します。
ストレスの存在に気付いて対処できるようであれば対処して、出来ないのであればストレス発散に力を入れたり、ストレスによって緊張が染み付いた身体を緩めることが大切です。
身体の緊張は施術を受けることと、身体を動かすことの両方が出来ると一番早く改善出来ます。
身体の緊張が取れてくると、同じようなストレスを感じても、「まぁ、いいか」と思えたり、受け流すことが出来るようにもなります。
身体が緊張すると、受け流すとか逃げるという選択ができにくくなって、「昔の自分は、このくらいのことではへこたれなかったのに…」などと、更に自分にストレスを感じて悪循環ということも起こりえます。
身体の異変は早め早めに対処しておくといいですね。
食事をゆっくり食べるなどは実践しやすい対処方法ですね。