施術を受けるペース
施術をどんなペースで受けたらいいのか、わかりやすい一例を書いておきます。
結論から言うと、
初回の後は一週間後
日常生活で痛みが気になる人は週に一度
自己ケアがある程度できる自信がついてて、スポーツや仕事など負荷の強い動き以外気にならなくなったら、2週間に一度
スポーツや仕事でもほぼ痛くなくて、限られた動きの時だけ痛いくらいなら3~4週間に一度
↑の状態で施術を受けに来ても痛む動きを再現出来なくなったら卒業
基本的に初めて来られた方に、私は次回は一週間後くらいがいいですよ、とお答えしています。
その理由は、
自己ケアが出来てるかどうか確認が必要だから。
大事なポイントを早く復習してもらいたいから。
2回目来て、ケアの復習をしたとき、全然違う筋肉を押してたら、
「この人はいつからこの無駄な努力を続けていたのだろう…」
ってなるのです。
だから2回目の施術は1週間後くらいがいいのです。
自己ケアはツボ押しのように、マークを付けたとこを押せばいいわけではありません。
プリンプリン動く筋肉を上手に抑え込めるかが大事です。
そして、ほぐした筋肉をちゃんと動かせるかどうかも大事です。
これらが出来てくると、日常生活の動きは痛くなくなるし、不安感がなくなります。
不安感をなくすというのが一番大事!
日常生活の動きが不安なく過ごせるようになったら、施術間隔を空けていただきます。
とりあえず2週間くらい開けてみます。
その間で、スポーツや仕事をやって痛みが強くなるのか。
その強くなった痛みを自分で対処できるのか。
日常生活レベルの動きでは痛みがなくなったけど、まだ痛む動きはどんな動きか。
これらを把握しながら過ごしていただくのです。
この間で、痛みがぶり返したり、自分のケアで効果を実感したりしながら、ケアのレベルアップをしていただきます。
自己ケアのレベルアップをすることで、どんどん不安感がなくなって、スポーツをしてもほぼ痛みが出なくなっていきます。
スポーツをやったり、手首に負担のかかる仕事をしても、ほぼ問題がなくなってきたら、3~4週間後に来ていただきます。
この間も、もっと痛くなる動きがないか、「これでもか!」くらいに追い込んでいただきます。
どんな動きをしても痛くない状態にするには、痛くなりそうなことすべて試すくらいにするわけです。
思いっきりひねってみたり、手をついて限界の角度まで曲げてみたり。
最後の施術は、なかなか出ない痛みを探して再現して、自分でも効かせられるようになったら様子見ということで卒業です。
大体の方は3~4週後に来られたら、そこで卒業になる方が大半です。
どんな動きをしても痛くないというとこまで良くなれば、もうケアをし続ける必要がないのです。
これが良くなっていく方の、来院頻度のパターンです。
私としても、日常生活の不安感くらいは早く解消してほしいなと思います。
よくある、痛くなるようなことをしなければ痛くない(不安もない)ではなく、普通に手を使って生活をして不安がないことが大事。
何回受けたらよくなりますか?はよく聞かれますが、個人差のある話なので、答えようがありません。
自己ケアなしにはよくなりません。
ダイエットとか筋トレとかと同じかもしれません。
何日で〇キロ痩せますか?
何日でおなか六つに割れますか?
初日の時点で答えようがないですよね。
経過を見てると、おおよその予想はつくけど、それも本人の努力次第で早くも遅くもなる。
で、まだ続きで書きたいことがあるので、それはまた次回に