足がつるのも色々
先日キックボクシングの体験の時に足がつりました。
毎週バドミントンをやっているのに、情けないと思ったりもするけど、バドミントンで使う動きと、キックボクシングで使う動きは違うから仕方がないですね。
2008年頃にもスポーツクラブのキックボクシングをやっていたのですが、その頃にも足がつってました。
その時足がつっていたのは、腓腹筋という筋肉でした。
今回足がつった時も、どうせそれだろうなと思っていたのですが、今回は違っていました。
今回つったのはヒラメ筋。
ヒラメ筋と腓腹筋はどちらも、ふくらはぎの筋肉です。
どちらもアキレス腱につながって、かかとにくっついています。
違いは、腓腹筋は膝関節をまたぐようにくっついています。
ヒラメ筋は膝関節の手前にくっついています。
その為、ひざが曲がっていると力が発揮できないとか、逆に膝関節が動くことに関与しないとかの違いがあります。筋肉の絵は、検索して見てみてください。(著作権を恐れて載せれない)
今回腓腹筋が攣ったと思って、ストレッチをしようとしたのですが、最初上手く出来ませんでした。
腓腹筋のストレッチは、ひざを伸ばしながら足首を反らすのです。
こんな感じに、ひざを伸ばしながらつま先を上にして、反らすのです。
でも今回はこれでストレッチしようとしたのですが、ひざを伸ばしていると、勝手につま先立ちになってしまい、体重をかけても反ってくれませんでした。
はて、どうしたものかと思い、少しふくらはぎの筋肉をつかんでみたら少し力が抜けて来て、今度は膝を曲げてみることにしました。
そうすると、あら不思議、さっきまで頑固につま先立ちになっていた足首が、ふわっと力が抜けるように反らすことが出来るようになりました。
この左足のように膝を曲げながら、足首を反らすのです。
この形で攣っている状態が解除されたので、そのまましゃがんでストレッチしていました。
攣っている感覚が治まってきたら、徐々に足首を自分の足の筋肉で動かしていく。
攣りそうになる場合は無理せずに。
腓腹筋由来のつっている状態は、ひざを伸ばしながら足首を反らす。
ヒラメ筋由来のつっている状態は、ひざを曲げながら足首を反らす。
というように、どっちが攣っているかによって、やることが違うのです。
ひざを伸ばしてやろうとして、うまくいかないなら、ひざを曲げながらやってみる。
これを知っておけば、あたふたせずに済むと思います。
基本的に、ふくらはぎが攣ったという場合、この二種類のストレッチのどちらかで良いと思います。
一種類しか知らないと、思うようにいかない場合、パニックになってしまうと思います。
身体の構造を知って、理屈を知っていれば、焦らない。
今回私の足が攣ったことで、インストラクターの方は、少々焦っていたようですが、私はこれはチャンスとばかりに自分の足を観察していました。
自分の体で、痛みを知るのが一番いい勉強になる。
取り返しのつかないケガでなければ、私はどんどん怪我もしていきたいと思っています。
どうせ治るし、と思っているから、怖くもないし、実際に問題にならない。