現実とはなにか
私はよく、
「医学の常識を信じるのか、私の言うことを信じるか、宗教戦争のようだ。」
と言います。
痛む動きはしないほうがいい。
という医学の常識に対して、
痛む動きをしながらケアをしたほうがいい。
という真逆のことを言っているからです。
私の言っていることと、医学の常識を同時に守るということは出来ません。
だから、どちらを信じるか選ぶしかないですよ、と。
でもそんな話をすると、たまにこうやって返されるんです。
「いや、信じるとか信じないとかじゃなく、現実として、靱帯が損傷しているなら痛むほど動かさないほうがいいのではないか?」
と。
この現実として、「靱帯が損傷している」というのは、お医者さんが言っていることで、本当かどうかは不明。
なのだけど、これを現実として受け取っているんですよね。
MRIを撮って、ここが白くなっていて炎症が起きていると言われた。
白く見えるのは現実であっても、それが炎症かどうかは怪しい。
力を入れた時にビキッと音が鳴ったからあの時切れたと思っている。
それも実際筋肉の動いたときの音かもしれないのに。
ちょっと分かりやすく時事ネタで言うと、新型コロナ怖いかどうか問題。
新型コロナで亡くなっている人がこれだけいるのは現実なんだから、感染症対策をおろそかにしてはいけない。
という論調があります。
では、この新型コロナの死者数が正しいのかどうか。
交通事故で亡くなった20代の人が、死後PCR検査をして、陽性になると、コロナで死亡したことになっています。
20代男性、外傷で亡くなってもコロナ死にカウント
他にも、糖尿病が悪化して病院に運び込まれて、PCR検査をしたら陽性になった。
それだけで、コロナの重症患者にカウントされてます。
そのままお亡くなりになったら、コロナ死者にカウントされます。
その為、コロナ死者の数字が実態に合わないのです。
コロナで亡くなっている人がいるのは間違いないけど、その数字が正確ではないのです。
画像で痛みの説明をされることは多いと思いますが、逆に画像を見て、痛みがあるかないかを判断することは出来ないのです。
それを一般の人は知らないから、画像で痛みの説明をされたときに、素直に信じてしまうのです。
前提からして間違っている。
この手首の痛みはここの靱帯が原因だと言われた。
言われたことは現実でも、靱帯が原因だというのは現実とは限らない。
しまもと整体院で施術を受けて、その場で痛みの変化があった。
それだけで治るわけではないけど、痛みがその場で消えたのは現実。
筋肉を触って痛みが減ることを靱帯で説明が出来ますか?と言いたい。
お医者さんの言うことを信じてしまった人ほど、救いようがなくなる。
呪いに掛かっているようなもの。
施術で痛みが変化しても、動かしてはいけないと思っていれば、動けるようにはならない。
痛くない程度に動かしていても、本当に必要な部分は動いていないのだから、治るわけがないのです。