手首の内側ってどこですか?
お問い合わせの際、
「手首の内側が痛いです。」
と言われることがあります。
この内側が痛いという言葉、手をどんな状態で見ているかで、示す場所が変わったりします。
なので、一生懸命説明されても、実はどこが痛いのかよく分からなかったりします。
こういう写真があれば、分かりやすいですよね。
この例の写真は、どちらも手首の小指側の痛みを表現しています。
小指側の平側と、小指側の甲側です。
赤いマークが痛みの感じる場所です。
この最近は痛みの出る場所は施術前にはあまり確認しなくなりました。
小指側の痛みだろうが、親指側の痛みだろうが、動かして痛みが出れば施術が有効なことに変わりがないからです。
もし痛みの場所を説明したい場合は、内側・外側、左右、前後という言葉は、どの状態での表現か分かりません。
親指側とか小指側、手の甲側、手の平側などで教えていただけると助かります。
手首の動きは上の写真のように、 尺屈、回外、回内、伸展などと言います。
これらの動きで表現していただくと、分かりやすかったりします。
尺屈は、手首を小指側に曲げる動き。
回外は手のひらを上に向けて、さらに捻ろうとする動き。
回内は手のひらを下に向けて、さらに捻ろうとする動き。
伸展は手をついて体重をかけるような動き。(手首を反らす動き)
です。
手首の動きはこんな感じですが、指とか肘とかになると、また表現は難しくなります。
なので、出来るだけ分かりやすい表現を心掛けてお伝えいただけると助かります。
でも、どの部位の痛みの人にも言えることですが、特定の動きをして、特定の部位に痛みが出ていれば、施術の効果は期待できます。
動かしているとだんだん痛くなるとかだと、ちょっと痛みの種類が違う可能性があります。
文章で説明が難しいこともあるでしょうから、施術が効きそうか分からないとか、心配な場合は、電話やLINE通話で確認させていただけたらと思います。