整体と整形外科
整体と整形外科は全く別物です。
ときどき整形外科に、整体に行くことを相談する人がいるのですが、整形外科と整体の関係性を知らないのでしょうか?
整形外科はいわゆるお医者さん。
医師免許を持った、いわばエリート。
それに対して、整体は、国家資格にすらなっていない、無資格の施術家。
整形外科に通いながら、整体に行くことを相談すれば、まずいい反応はしません。
「整形外科に通っているけど、なかなか良くならないから、整体を試してみたい。」
というニュアンスで伝わります。
整形外科で整体の話をするのは、お医者さんの神経を逆なですることがあります。
整体は、整形外科に通っても良くならない人が、救いを求めてふらつく、迷宮のようなもの。
整体に行こうとしている時点で、整形の先生を頼りにしていないという事。
一般の人には、骨の問題は整形だけど、それ以外のコリとか筋肉の痛みとかは整体の方がいい気がする。
くらいに思っているかもしれませんが、筋骨格系のプロという位置づけが整形外科です。
だから、整形外科に整体はどうなのでしょう?と相談するのはなんだかなぁと思うのです。
時々理解のある整形外科の先生もいらっしゃるようですが、ほとんどの場合は不機嫌になったり、やめといたほうがいいという言葉で終了だと思います。
整体と整形外科は不仲だと思ったほうがいいと思います。
整形外科で良くならない人が来るのが整体みたいなものなので、整形でやることを否定する立場になることが多い。
整形のアンチテーゼとして整体は価値があるのです。
整形の先生に、整体の話をするのは、阪神ファンに巨人の話をするくらい愚かなことだと思ったほうがいい。
だから、私は整形外科に行くのなら、うちに来る前に行けばいいと思っています。
整形外科で良くなるなら、保険も効くのだから、よりお得ですよね。
整形外科では良くならないと思ってから、うちの扉をたたいてくれたらいい。
色んな所に行って、最後にたどり着いている人が沢山いる。
色々行った人ほど、うちのすごさが分かると思います。