健康に関する哲学
病気は悪いものではない。
という言葉を聞いたことがある人はいるでしょうか?
私自身、過去のブログでも書いたことがありますし、そのように思っています。
病気と書いてあるけど、怪我や故障・不調も同様です。
病気は健康になるためになるものです。
もしくは、来る時が来た場合の旅立ちのサインだったり。
熱が出ることにも意味がある。
下痢になることも意味がある。
痛みが出ることも意味がある。
様々な健康関連書籍を読んで身についた哲学です。
免疫学の教授の本だったり、自己啓発の本だったり、整体がらみの本だったり。
風邪の効能という本を以前おすすめしたのですが、その著者の野口晴哉(のぐちはるちか)先生の考え方なども大いに参考にさせていただきました。←記事を振り返ったらこのブログでは紹介していませんでした^_^;
先日とある方がこのリンクをシェアしてくれていて、おもしろかったので私もシェアします。
とても長いコラムなので、興味のある方はお時間のある時に読んでみてください。
西洋医学的な治療というのは、そもそもが体のメカニズムを無視していたりする。
痛みが出れば痛み止め。
下痢をすれば下痢止め。
熱が出れば解熱剤。
身体がなぜそのようなことをするのかは、完全に無視されている。
でも、不快な症状を一秒でも早く取り除きたい人はありがたがって、薬を飲む。
身体が治るのを手伝うだけ。
私の施術はそういうものだと思っています。
上手く動けなくなっている筋肉を動けるようにする。
その動けるようになった筋肉を、動ける筋肉として作り変えるかどうかは、その体がやること。
怪我などで、身体が伝えようとしたことが伝わっていれば、もう体は痛みがある必要がないのだから、必要な刺激を入れてやれば後は勝手に良くなっていく。
身体からのメッセージが伝わっていなければ、身体は治ろうとしない。
そんな風に思ったりします。
だから、私が治してあげているとは思わない。
私が治しますと言わないのは、医師法に触れるというだけではなく、私には治せないと思っているから。
治るかどうかは体が決めること。
本人の治る力があるかどうか。
そんな風に思っているから、治してもらおうとする人とは合わないだろうなと。
そして、治してもらえないなら来ないという人とも合わないだろうなと。
何もしなくて治るなら、苦労はしない。
そして同様に、他人に治してもらえるなら苦労はしない。
自分の体から、様々なことを学ぶという謙虚な姿勢が必要なんじゃないかなと思います。
こういう健康哲学が無いから、なってもいない病気に怯えて、人生を無駄にしてしまうんだと思います。
本人が怯えるだけなら、残念な人だなぁだけで済むのですが、世界中で問題になっているんですよね。
医学界の洗脳は深い。