足裏の違和感のその後
先日、足裏の違和感があるというブログを書いたが、その後の経過。
気にならなくなってしまった・・・。
ほっといても良くなってしまった。
何という面白くない展開。
整体はほっといても良くならないときにお役に立ちます!
なんだから、ほっといて良くなったら、なんの学びもない訳です。
その間もバドミントンは普通にやっていたし、キックボクシングも普通にやっていました。
そこで私が思う事。
「みんな、痛みをほっとけなくなっているのでは?」
という事。
「ちゃんと治療したほうがいいよ」
「痛めてからそのうち治ると思ってほっといたら、もう手遅れと言われた」
「怪我をしたら初期対応が大事」
みたいに言われたことありませんか?
聞いたり見かけたりしたことありませんか?
そうやって不安に思ったら、みんな病院なり治療院なり行こうと思いますよね。
だから、治療家も病院の先生もそう言うわけです。
恐らくほとんどの先生は意識はしていないけど、ある種のロビー活動になっている。
ほっといたら良くなるものも、ほっといたら治らないと思って、固定したり、庇うように歩いたり、薬を飲んだり。
動かさなくなれば、動かなくなるので治りにくくなるというのもあります。
じゃあ痛くても動かせばいいのね、となる人は「売り言葉に買い言葉」になっています。
適度に動かすというものがあるんです。
どの程度が正解かと言えば、ちょっと痛いけどこのくらい平気は気にせず動かす。
動かしていたら痛みが強くなってきたのなら、ちょっと動きを控える。
この調整が出来るのは本人のみですね。
痛みの程度が分からない専門家に助言を求めるから、
「痛いなら動かすな」
という0か100か。
みたいになるのです。
動かしてみたら意外と大丈夫だったって結構多い。
怪我をしたら必ず○○していたけど、やめてみても経過は変わらなかった。
ということは意外と多いのです。
交通事故とか、強い外傷でケガをしたなら、迷うことなく病院で診てもらったらいいでしょう。
でも、ちょっとしたケガなら、身体の治癒力を信じてみてもいいのです。
一言言っておきますが、整体をしている人間が、
「ほっといたら良くなるものはほっといたら?」
と言うのは完全に利他の精神です。
自分の利益だけ考えれば、来てもらったほうがお金になりますし、
「ほっといても良くなる人に施術を施せば、おかげさまで良くなりました」
になるという、美味しい展開が待っています。
私がそれを好まないのは、ほっといても良くならない症状が施術で良くなるということに誇りを持っているから。
どこに行っても良くならなかったという痛みが施術で取れるとき、私は純粋に嬉しい気持ちになれるのです。
痛みがあっても、あまり気にしないで動かしてみるというのも一つの方法です。
最初はそれを試してみてください。
ほっといても良くならないのなら、相談してください。