Q:施術で痛みが変化するのは分かるけど、痛みが戻る場合、靱帯とかは本当に問題ないのか?
A:多くの人はどうしても気になってしまいますよね。
そもそも、靱帯は骨と骨をつなぐ役割をしています。
骨と骨が異常な可動域にならないようにつなぎとめる鎖のような役割です。
ですので、異常な可動域にならない限り、靱帯は何も働かないのです。
犬小屋とワンちゃんが3mの鎖でつながれているとします。
ワンちゃんが犬小屋から3m以内で動いていれば、鎖が切れていても影響はないのです。
鎖が切れていて問題が起こるのは、犬小屋から3m以上動こうとした時です。
ワンちゃんの鎖と同様に、靱帯が切れていても、普通の関節の可動域内で動かしているうちは影響がないとも言えます。
その痛い動きは、関節の異常な可動域でしょうか?
痛くない手で同じ程度の動きが出来るなら、それは正常な可動域です。
正常な可動域で痛みが出るのは、靱帯は関係ないのです。
痛みが戻ってくるのは、いったん剥がれて動けるようになった筋肉が、また張り付き始めたからです。
筋肉をまた剥がして動かしてやらないといけません。
施術で一時的にでも、痛みが軽減するのが何より靱帯が原因じゃない証拠です。
もし靱帯が切れているなら、なぜ筋肉を触っただけで痛みが一時的にでもなくなるのでしょうか?
痛みが問題だったのに、余計な画像検査のせいで、構造の問題にすり替えられているだけです。
どちらを信じますか?という宗教みたいな話になります。
軟骨も同様です。
軟骨が原因で痛むのであれば、筋肉で軽減することがあり得ないのです。
動かさないと良くならないのに、靱帯や軟骨が傷んでいると思うと動かせなくなるのです。
だから、靱帯や軟骨が痛みの原因だと思っている限り良くならないのです。