二年ぶりのお客さん
今日は2年ぶりのお客さんが来られました。
2019年10月以来。
その方は手首の痛みがその後無くなって、ずっとテニスを楽しまれていたそうです。
しかし、私のカルテでは、3回来て、その後それっきりになっていました。
もしかしたら、LINEのやり取りで、その後の報告をもらっていたのかもしれませんが、履歴が見直せないので、カルテだけ見たら、諦めて来なくなった人のパターンでしたね。
施術は一回目からちゃんと効果を感じていたそうですが、カルテには、「まだ変わらない」とか「昨日から急に痛みが強くなった」など書かれていました。
自分でケアが上手くいくようになると、安心感から良くなるのが早くなるので、そのタイミングで上手く行きはじめたのかもしれませんね。
今回は膝の痛みが出たということで来られました。
最初は違和感程度の痛みだったのに、だんだんとひどくなって、今は膝が曲げられなくなったと。
しゃがむことも出来ないし、正座も出来なくなりましたと。
どこが痛いのかもよく分からないという感じでしたが、いろいろ確認していくうちに原因は特定できました。
でも今回の膝の痛みは、施術があまり気持ち良くはなさそうなんですよね。
手首の施術は痛いんだけど、ツボを押されているような効いている!感が結構あるんですよね。
でも、膝の痛みの筋肉は、とにかく痛い。
効いている感はあるけど、あまり心地よくはない。
でも、施術後は、久しぶりに正座が出来るようになっていました。
正座が出来ないまま、何か月も何年も生活をすると、関節自体が変形していったりします。
動かさない関節は動かなくていいと思っているかのように変化していくのです。
開かずの扉はサビて動かなくなるようなものですね。
だから、痛みはそのままにしないほうがいいのです。
それなのに、下手に病院とかに行くと、軟骨が削れているとか何とか言って、年のせいにされたりするのです。
年のせいにするお医者さんや、医療関係者、整体師等は「私には治せません」というギブアップ宣言です。
年のせいだと諦めるのではなく、その人に相談するのを諦めたらいいのです。
良くなる方法を知っていれば、年のせいなんて言う必要がないのです。
筋肉のケアをして、変化を実感してもらって、
「ほらね」
と言えばいいだけのこと。
言うは易し、行うは難し。
手首専門の看板を下ろしたことで、様々な部位のお客さんを見ることが増えるので、全体的に経験値を積んで、レベルアップを図りたいと思います。
整体の仕事はいつまで経っても半人前。
日々修行ですね。