施術が効かなかった人のその後
先日、施術の効果がちゃんと出なかった人がいました。
痛めたきっかけもハッキリせず、急に手の力が入らなくなったという方。
グーとかパーが痛くてできなくなったということでした。
施術をしてみても、イマイチ変化が出なくて。
筋肉がほぐされるので、多少動きやすくはなったと言うけれど、施術の効果は普通はそんなのじゃない。
だから、施術の効果は出ていないという話をして、それ以外に考えられることをお伝えしました。
筋肉のケアが効かない人へのアドバイスは、栄養面の話と、生き方(スピリチュアル的)の話。
その方はスピリチュアル的な話に抵抗感もなかったようなので、こういう時にこういう痛みが出ることがあるという話をなるほどと聞いていました。
自分の過去の痛みのことや、周りの人の痛みの話から、そう言うことも関係があるかもしれない。
と思えた人は、痛みにたいして恐怖の視点から、俯瞰的な視点になれるんですよね。
その方の痛みは結局施術ではあまり変化せずに帰っていかれました。
そして、その後しばらくしてから、電話が鳴りました。
施術中のタイミングで、気付くのが遅かったこともあり、会話が出来たのはその翌日でした。
痛みはその後、二日後になったら急になくなったとのことでした。
施術の翌日はまだ普通に痛かったけど、二日後から急に痛みがなくなったと。
何が効いたのかはさっぱり分からないけど、なぜか急に痛くなくなった。
肉体的な痛みの原因じゃない場合は、痛みがなくなるのも急なんですよね。
筋肉の作り替えなら、徐々にしか変化しないけど、そうではないときはぱっと変わったりします。
また経過を聞かせてくださいと言っていたけど、あまりにも急にあっさり痛みがなくなったみたいですね。
これ、ブログに書いて、なんかメッセージになるのかな?と少し心配になるけど。
でも、施術を受けて痛みの変化が出なかった人でも、なんか急に痛みがなくなることもあるから、あまり心配しすぎなくていいということもあるくらいに思ってもらいたいですね。
この方は、おすすめした書籍を帰りに本屋さんで買って帰っていたようです。
自分の痛みとちゃんと向き合おうという姿勢があったから、早く良くなったのかもしれませんね。
人が人を変えることは出来ないけど、自分が自分を変えることは出来る。
自分が変わらなくても、自分が気づくだけでもいいのかもしれない。