スポーツ障害に強い| 関節の痛みの専門家 しまもと整体院
  • 私が手首専門になった訳
  • 施術の流れ
  • 料金・受付時間・場所
  • お問い合わせ
  • ブログ
  • TFCC損傷とは
  • ホーム
  •  > おすすめ書籍
  •  > あきらめようあきらめよう

あきらめようあきらめよう

あきらめることは二つの意味がある
諦めると、明らめるだ。

明らめるというのは、明らかに眺める。
つまるところ現状を受け入れるという事。
そうかそうかと現実を受け入れる。

そして、さてどうしようと考える。

二ーバーの祈りとして有名なフレーズがある。

神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください。

というもの。
変えられないものを変えようとすることは苦しみを生み続ける。
だから、どちらなのか明らかに眺めるのです。
そうかそうかと受け入れたら、自分がどうすべきか見えてくる。

以前読んだ書籍、諦める力でもそのような話がありました。

明らめることは大事。
その結果、諦めることになるかもしれないし、戦うことになるかもしれないし。
執着を手放すことで楽になれることもある。

私もこの本を手に取っているくらいだから、色々苦しんでいるのです。
人の苦しみを扱う仕事だから、希望を与えられることもあれば、その苦しみに飲み込まれそうになることもある。
私が諦めるのは簡単だけど、ただそれだけだと突き放しているだけになることもある。
とはいえ、力になれる部分は限られているし、踏み込みすぎれば課題の分離という点で、おせっかいにもなる。
基本的に私は言わなくていいことを言って、問題を起こすタイプ。
時にそれは必要悪になることもあるし、本当に必要なく人を傷つけることもあるし、不快にさせることもある。
そんな自分を諦める。

長所と短所は紙一重で、上手くハマればそれが武器になる。
短所を無くそうとすると、長所が無くなることにもつながることも。
吉田松陰が高杉晋作に対してもそのような視点で接したようです。
吉田松陰自身も、常識人とは全く言えない、ある種の狂人。

未熟さを受け入れることで、他人の未熟さも受け入れられるようになる。
苦しい時は手放すことも覚えないといけない。
というより、手放すより他なし。

自分と他人は違うということは受け入れる他なし。
自分と同じことを期待しても、苦しむだけ。

この世は不条理がたくさんある。
しかしそれを嘆いても仕方がない。
何で自分はこうなんだ!と憤ってみても仕方がない。

色々勉強すればするほどたどり着くのは、この世は魂の修行に来ているという話。
今の環境で出来ることをやって、魂を磨いて、この世を去っていく。
死生観を磨くことが、執着を手放すことにもなり、苦しみからの解放にもなるのだと思う。


2022年8月3日(水)   おすすめ書籍

関連記事

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


« 耳障りのいい事ばかり言っちゃいけない 77年前の出来事 »

営業カレンダー

友だち追加

ブログへのコメント

  • TFCC損傷の施術を受けられた方の感想③ に しまもと整体院 より
  • TFCC損傷の施術を受けられた方の感想③ に MK より
  • HPB口コミ集 に しまもと整体院 より
  • HPB口コミ集 に Jo より
  • HPB口コミ集 に Jo より

アーカイブ

  • 2023年3月 (6)
  • 2023年2月 (6)
  • 2023年1月 (7)
  • 2022年12月 (8)
  • 2022年11月 (7)
  • 2022年10月 (15)
  • 2022年9月 (14)
  • 2022年8月 (13)
  • 2022年7月 (17)
  • 2022年6月 (11)
  • 2022年5月 (17)
  • 2022年4月 (20)
  • 2022年3月 (15)
  • 2022年2月 (8)
  • 2022年1月 (20)
  • 2021年12月 (14)
  • 2021年11月 (12)
  • 2021年10月 (14)
  • 2021年9月 (14)
  • 2021年8月 (13)
  • 2021年7月 (15)
  • 2021年6月 (16)
  • 2021年5月 (18)
  • 2021年4月 (15)
  • 2021年3月 (16)
  • 2021年2月 (18)
  • 2021年1月 (12)
  • 2020年12月 (14)
  • 2020年11月 (23)
  • 2020年10月 (19)
  • 2020年9月 (19)
  • 2020年8月 (20)
  • 2020年7月 (20)
  • 2020年6月 (15)
  • 2020年5月 (13)
  • 2020年4月 (18)
  • 2020年3月 (21)
  • 2020年2月 (25)
  • 2020年1月 (26)
  • 2019年12月 (10)
  • 2019年11月 (10)
  • 2019年10月 (16)
  • 2019年9月 (10)
  • 2019年8月 (15)
  • 2019年7月 (12)
  • 2019年6月 (19)
  • 2019年5月 (16)
  • 2019年4月 (16)
  • 2019年3月 (25)
  • 2019年2月 (26)
  • 2019年1月 (10)
  • 2018年12月 (22)
  • 2018年11月 (14)
  • 2018年10月 (11)
  • 2018年9月 (12)
  • 2018年8月 (16)
  • 2018年7月 (9)
  • 2018年6月 (15)
  • 2018年5月 (9)
  • 2018年4月 (13)
  • 2018年3月 (21)
  • 2018年2月 (16)
  • 2018年1月 (18)
  • 2017年12月 (11)
  • 2017年11月 (19)
  • 2017年10月 (14)
  • 2017年9月 (14)
  • 2017年8月 (23)
  • 2017年7月 (6)
  • 2017年6月 (8)
  • 2017年5月 (13)
  • 2017年4月 (6)
  • 2017年3月 (14)
  • 2017年2月 (3)
  • 2017年1月 (3)
  • 2016年12月 (8)
  • 2016年11月 (9)
  • 2016年10月 (4)
  • 2016年9月 (7)
  • 2016年8月 (6)
  • 2016年7月 (7)
  • 2016年6月 (6)
  • 2016年5月 (3)
  • 2016年4月 (2)
  • 2016年3月 (5)
  • 2016年2月 (3)
  • 2016年1月 (6)
  • 2015年12月 (5)
  • 2015年11月 (5)
  • 2015年10月 (5)
  • 2015年9月 (13)
  • 2015年8月 (6)
  • 2015年7月 (7)
  • 2015年6月 (5)
  • 2015年5月 (3)
  • 2015年4月 (4)
  • 2015年3月 (5)
  • 2015年2月 (2)
  • 2015年1月 (3)
  • 2014年11月 (4)
  • 2014年9月 (1)
  • 2014年8月 (4)
  • 2014年7月 (3)
  • 2014年6月 (4)
  • 2014年5月 (7)
  • 2014年4月 (8)
  • 2014年3月 (7)
  • 2014年2月 (5)
  • 2014年1月 (9)
  • 2013年12月 (3)
  • 2013年11月 (7)
  • 2013年10月 (7)
  • 2013年9月 (7)
  • 2013年8月 (4)
  • 2013年7月 (6)
  • 2013年6月 (48)

カテゴリー

  • TFCC損傷
  • TFCC損傷のQ&A
  • TFCC損傷の出張
  • TFCC損傷の施術の感想
  • TFCC損傷施術後の感想
  • TFCC損傷重要度高
  • おすすめ書籍
  • お知らせ
  • つぶやき
  • ひざの痛み
  • よくあるご質問
  • アドラー心理学
  • クライミングのこと
  • ケア・メンテナンスについて
  • ゴルフのこと
  • スポーツ全般の障害
  • セミナー講師
  • テニスのこと
  • バドミントンのこと
  • プロ選手への施術実績
  • マラソン関連
  • 伝えたいこと
  • 体操競技
  • 出張施術のあとがき
  • 出張施術の際の伝えたいこと
  • 未分類
  • 松山情報
  • 格闘技系
  • 植物関連
  • 治療法について
  • 症状解説
  • 皆様からの声
  • 肘の痛み
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 自分語り
  • 野球のこと
  • 頂き物
リンク | サイトマップ

Copyright© 2023 スポーツ障害に強い| 関節の痛みの専門家 しまもと整体院. All rights reserved.

  • 私が手首専門になった訳
  • 施術の流れ
  • 料金・受付時間・場所
  • お問い合わせ
  • ブログ
  • TFCC損傷とは