足がだるくなり、力が入らなくなる
マラソンの練習をしていますが、走っているうちに左足がだるいような感じになり、力が入らなくなってきます。
足が抜けるような感覚とも言えます。
痛いと言うよりはだるいような、場所もよく分からないけれど、しいて言うなら太ももの外側から膝の外側にかけてです。
そのまま走り続けようと思っても、転ぶんじゃないかと思うくらい足に力が入らなくなるのです。
これ、当院にいらっしゃった患者さんの話ではなく、現在の私の状態です。
マラソンをするようになって、ランナーのケガを自分で体験したいと思っていたのですが、本番が近くなって、こういう症状に見舞われると不安になりますね。
で、この症状ですが、実はお尻の横側の筋肉が引き起こす症状です。
お尻というより股関節の付け根という方がイメージしやすいかもしれないですね。
横の絵は立っている人を左側から見たものです。
青い丸のところが側面で一番出っ張っている足の骨です。
そこに向かってついている赤い筋肉や緑の筋肉が足にだるさやしびれ抜けるような感覚を起こさせる筋肉です。
横向きに寝た状態でこの筋肉の部分に、ラップの芯など少し硬いものを置いてやると自分で緩めることもできます。
それ以外にもここのストレッチなどもやってやるといいですね。
インターネットで見ていると、ランニングをされる方としてはよくある症状のようですね。
マラソンのトップランナーの方でも、この症状により走れなくなった人もいらっしゃるようでした。
私自身ストレッチなどすっかりサボってこの結果なので、これからはきちんとケアをして、本番にはしっかり走れるように調整していきたいと思います。