世の中の情報戦
世の中は、情報によってさまざまなものを歪められています。
Aはいいけど、Bはダメ。
CはDを引き起こす原因になる。
これらの情報は、専門家と言われる人たちが発信していたりします。
専門家の言葉はわりと信じる人が多いと思います。
でも、それって本当に正しいの?ってことです。
指が反る?反らない?
以前私が書いたこの記事、わりとよく見られています。
内容が良いから見られているというより、検索にヒットするというだけですが。
でも、内容も良いので、見ていただきたくて、こちらでシェアしました。
人には個性があります。
個性に良いも悪いもないはずなのです。
良いも悪いもないというより、良い面・悪い面どちらもある。
だいたいの場合、自分の個性を短所として気にする人が多い。
誰かに注意されたとか、誰かに指摘されて気にしているとか。
でも、短所と言われるものは、実は長所になったり、チャームポイントだったりするのです。
長所しかないような人だと、近づきがたい感じになるけど、そういう人のダメなところは人間味があって、身近に感じさせてくれたりします。
個性を生かすのか、ダメな部分として、隠そうとしたり治そうとしたりするのか。
ダメだという意見ももちろんあってもいい。
でも、ダメだと言っている意見が正しいとは限らない。
変えられないものなら、変えようとしてはいけない。
ダンゴムシは丸くなりますが、ワラジムシは丸くなりません。
上記の2種類の昆虫はよく似ているけど、違うのです。
私は子供の頃、ワラジムシを捕まえて、丸めようとしたことがあります。
変な汁をだして、真っ二つに折れました。
丸まらないものは丸まらない。
無理に丸めてはいけないのです。
指が反るか、反らないか、これは個性です。
頑張ってどうにかなるものでは無い。
これを変えようと努力するのは無駄な努力。
背骨が曲がっているから、伸ばそうとする。
これも、無理なレベルでやろうとする人がいます。
反り腰なのを、反りを少なくしようとしたり。
猫背気味なのを、無理に胸を張ろうとしたり。
私は、元々どうだったかを大事にしたらいいと思うのです。
膝が痛くてしゃがめなくなった人、痛いのに無理に曲げていいのか?と考える。
この場合、元々しゃがむのが平気だった人なら、しゃがめないことが異常なのです。
だから、痛みをなくして、しゃがめるようにしたほうがいいですよと。
姿勢やゆがみなどを無理やり変えようとしている人が多いので、上記のようなブログを以前書きました。
素人には分からないことを専門家は分かっているから、と思うかもしれませんが、専門家は自分の都合で情報を上手に利用して、布教しているだけのことも多いです。
心配しなくてもいいことでも、心配すれば対策を取ろうとしますからね。
心配になった人に、こうすれば大丈夫を販売する。
専門家の言われるがままではダメなのです。
自分でも考えられるようになれたらいいですね。
でも、自分で考えられないのも、ある意味個性なんですよね。
そういう人は、信頼できる人を自己責任で信じるしかないですよね。
人の意見に流されやすい人は、ある意味協調性がある人でもある。
人を信じる人でもある。
役割、個性。
だけど、いい加減な言説を広める人に私は怒る。
一昔前なら、お天道様が見ているからと、誰に見られるでもなく、恥ずかしい生き方をしないのが日本人でした。
今は資本主義社会に毒されて、今だけ金だけ自分だけの人が増えてしまった。
世知辛い世の中だから、人を見分ける目を養ってほしいなと切に願います。
気にするだけ損ってこともある。
気にしないでいいこと、気にさせられていませんか?