腰椎ヘルニアの手術はプラシーボ
この発言は、石川県にある加茂整形外科の加茂淳先生の発言です。
上記リンク先に書いていることですが、
※以下引用
「治れば何でもいい。」わけではない。
この手術を成功するには嘘をつかなければならない。
「神経が圧迫を受けているから痛いのだ。」と。
※引用終わり。
手術で治った人がいたとしても、それは手術で治ったとは限らないのです。
治ったという思い込みによって、改善させることが出来た可能性があるのです。
例えば、手首を痛めていて、なかなか治らず、TFCC損傷と診断されたとする。
医師のアドバイス通り、安静にしていても良くならず、もう手術をしないと治らないと思った。
腕のある有名な先生に手術をしてもらったら良くなった。
という場合でも、手術をするまでは安静を言い渡されますが、手術をした後はリハビリで動かしましょうと言われるのです。
安静にしていると治るものも治らなくなる。
手術をした後の痛みは、術後の痛みだと思って、我慢して動かすことが出来る。
合わせてリハビリの先生に筋肉のケアもしてもらえる。
その結果痛みが無くなっただけだったりする。
痛くても動かせば治ったのかもしれない。
リハビリの先生のケアが効いたのかもしれない。
そもそもそれら全部関係なく、時間の経過で治るタイプの痛みだったのかもしれない。
仕事の環境が変わったのが原因かもしれない。
手術をすれば良くなる人がいることはあるでしょう。
しかし、本当は手術しなくても良かった可能性はある。
治れば何でもいいという意見もあるでしょうけど、プラセボの効果を出すために、損傷を信じ込ませるというのは、治る人を治らなくさせる呪いにもなりかねない。
損傷を信じた人は、私の記事を見ても信じないし、来ない。
半信半疑で来たとしても、痛みが戻ってくると「やっぱり損傷してるんだ」とすぐ諦める。
損傷しているから痛いのだ。
そう思った人は、痛みという悩みに加えて、損傷をどうにかしないといけなくなる。
毎日私はこの思い込み(思い込ませ)との戦い。
宗教戦争のよう。