○○は突然に
ラブストーリーは突然に。
というトレンディドラマが昔ありました。
あのドラマの主人公は、東京に田舎から出てきた青年の話でしたが、出身地の設定は愛媛県でした。
東京に出てくる際、その話を振られても話が出来るように、ドラマをレンタルしましたが、その話を振られたことは一度もありません。
タイトルの○○はラブストーリーではなく、損傷のつもりで書きました。
うちに施術を受けに来るのは相変わらず、手首の痛みの人がほとんどです。
それもTFCC損傷と診断される方ばかり。
そのTFCC損傷ですが、損傷するような刺激もないのにTFCC損傷と診断されている人もいらっしゃいます。
スポーツもしない、転倒して手をついたとかもない、気が付いたら急に痛くなったという人で、病院に行って診断されたという人がいます。
きっかけもなく損傷っておかしくないですかね?
そうやって思って質問とかすると、元々骨の長さのせいで痛めやすい人だったとか言われるそうです。
怪我というものは、何かしらのきっかけがあるもの。
なんのきっかけもなくというのはありえないこと。
たまにスマホを持って長時間触っていたからかな?という方もいますが、長時間スマホを持っていたからと言って損傷してたら、日常生活送れませんよね。
長時間スマホを持って何かあるとすれば、手が疲れるとかそんなもんです。
筋肉痛すらちょっと考えにくい。
スポーツをやっているうちにだんだんとかだったら、ありえるんですよね。
スポーツは夢中でやるので、ちょっと無理が掛かっても、その瞬間はあまり痛みを感じないこともある。
その場合、なんか痛いな、くらいの症状から、だんだんひどくなることもあり得る。
でも、痛みって、原因が分からないものの方が不気味で、不安になるんですよね。
あれで痛めたと分かっていれば、原因について考える必要はないから。
最初のうちは、そのうち治るかなと放置(安静)するんですよね。
でも、そのうち治らないことに気付いて、焦り始めるんですよね。
病院で診てもらって、何かが損傷していると言われたとたんに、痛みと言う悩みから、○○損傷をどうしようかという悩みに変わる。
でも、その診断が間違っている可能性は、多くの人は疑わない。
だから、多くの人が悩み苦しみ続けるのです。
傷めるのは一瞬。
なのに、その克服には時間がかかる。
でも、しまもと整体院を知らない人は、誰かに治してもらうことしか選択肢にないと思っている。
もしくは、一生この痛みと付き合うしかないと思わされている。
大変だけど、出口が見えているほうが幸せなんじゃないかなと私は思うのです。