安静の危険性を誰も言わない問題
怪我をしたりすれば、すぐ言われるアドバイスが安静。
「痛いんだったら無理に動かさないほうがいいよ。」
もう、あちこちで聞くアドバイスですが、痛む動作を避ける(安静)ことがリスクがあることを誰も指摘しないのです。
5年近く前の記事です。
安静をお勧めするのって誰でも言える、無責任なアドバイスなんですよね。
基本的に責任追及されることが無い。
痛いから動かさないようにしていると、関節が固まって動かなくなるのです。
廃用性症候群とか廃用性委縮とかで検索すると出てきます。
関節が動かないということは、その関節をまたがっている筋肉も動かないのです。
筋肉は動かなければ固まっていき、固まった筋肉を動かすと痛みを生じるのです。
つまり、痛いから動かさないというのは、だんだん痛みが増えていく危険性をはらんでいるのです。
となると、適度に動かすということになるのですが、適度ってどの程度ですか?となるのですが、適度な動かし方が分かるのは本人だけなのです。
それなのに、医師や治療家が主導権を握って治療にあたるから、おかしくなるのです。
ただ安静を言い渡し、徐々に悪化して、ひどくなったら手術を勧めるという、酷い現実なのです。
ちょっと痛いけどこのくらいは平気という動きはやったほうがいいのです。
痛みが増すならやめる、楽になるならやったほうがいい。
動かすということは血流を良くするということにつながるのです。
痛い動作をするというのが、大事なミソになるのです。
自己流で試してもいいけど、怖いという人は私の施術を受けてしまえばいいのです。
原因の筋肉を特定して、きちんとした施術を行えば、その場で痛みが軽減します。
筋肉を動かして痛みが軽減するということは、痛みの原因は筋肉なのです。
そして筋肉を動かせるようにするには、やはり痛む動作をする必要があるのです。
痛みの取り方を知らない人はこのような提案が出来ません。
下手に動かして痛みが増しても責任が取れないからです。
私は施術をして痛みが軽減した人に関しては、痛みが増しても、私がその痛みを取ることが出来るので、フォローが出来るのです。
自分で動かすことが大事。
自己ケアが大事。
この二点は、商売をするうえで美味しい情報ではないのです。
自己判断を促すということは、施術家や治療家、医師が主導権を握れないのです。
だから、すごく大事なことなのに、アドバイスをしてくれる人はいないのです。
何より一番の理由は、みんな痛みの取り方を知らないからです。