痛みから逃げ続けた結果どうなるのか
私は、施術でどうにかなる痛みと、施術でどうにもならない痛みがあると話しています。
施術でどうにかなる痛みと言うのは、動かしたら痛いし、動かさなかったら大して痛くない痛みです。
捻挫とか、やった直後は激痛だけど、しばらく経つと、動かさなければ痛くなくなります。
でも、特定の方向に曲げたり伸ばしたりすると痛くなるのです。
施術でどうにかなる痛みと言うのは、特定の方向に動かすと痛いものです。
でも、これは逆に言えば、痛い方向に動かさなければ痛くないのです。
お年寄りとかで、すごく腰の曲がったお年寄りいますよね。
これ、歳のせいではないんです。
ずっと座り続けたせい。
ずっと座っていると、腰やひざを伸ばそうとすると痛くなります。
そんな時、痛い動作を避けようとすれば、寝るときには、横向きで寝るようになります。
そうやって痛い動作を避け続けた結果が、腰の曲がった姿なのです。
痛みを避けると、出来ない動きが増えていって、辛そうなお年寄りが増えることになるのです。
元々出来ていたことが、痛くて出来なくなった時、年のせいと諦めたらダメなのです。
病院の医師に「年のせい」と言われたとしても、それは治し方を知らない人が言う事。
痛い動作は、痛くなく出来るようにすればいいだけです。