感情的にならず、冷静に訴えていくには
先日の動画で、センメルヴェイスの悲劇の死の話をしました。
妊婦さんの謎の死の原因を突き止めて、死者数を激減させることに成功したのに、医学界から認められることもなく、逆に誹謗中傷を受け、心を病んで亡くなったと。
その後、別の人物の活躍により、センメルヴェイスの功績は認められることになった。
こちらのリスターの活躍もその一つ。
こちらのリスターは、認められなかったときにも腐ることなく、攻撃的になることもなく、冷静にデータを積み重ねて、最終的に認められたということです。
私はセンメルヴェイスのように、感情的になってしまう自覚があります。
人の命が掛かっているわけですから、認めない人物を非難したくなります。
認めないということは、死ぬ人を減らせないという事。
認めない人がいるせいで、犠牲になる人がどんどん増えている中で、感情的にならないというのは、どういう心なんだろうと思ってしまいます。
私がやっていることは、人の命にはかかわりません。
でも、人の生きがいにつながることであり、人のQOLには大きな影響を及ぼします。
私の施術法がもっと広まれば、寝たきりになる人を減らせるし、無駄な手術も減らせるのです。
他人を無理やり変えようとしてはいけない。
他人のやっていることを否定してはいけない。
分かってはいるんですけどね。
被害を最小限に減らしたいと思うと、過激な物言いになってしまうんですよね。
焦りと、伝わらない苛立ち。
今のままだと、私はセンメルヴェイスと同じ運命をたどりそうです。