ご先祖様の勉強会に参加しました
先日、政治活動で知り合った、永田美香さんのご先祖様を辿る講座に参加してきました。
私自身、あまりご先祖様とのつながりを意識して生きてこなかった人間です。
祖父母も早々に亡くなってしまったため、昔話をほとんど聞くことが出来なかったというのもあります。
そして、私自身、子供の頃から歴史に関心がなく、学校の歴史の授業なども、「過去のことは気にしない」などと冗談を言いながら、学ぼうともしなかったのです。
今思えば、勉強しながら、楽しいと思えなかったから、拒絶していたのかな?と思うのですが、ここ最近は歴史にも興味が湧き、過去の偉人から学ぶことが沢山あると感じています。
われわれ現代に生きる者は、必ずご先祖様がいます。
両親、祖父母、曾祖父母と、遡っていけばものすごい人数がいて、一人でも欠けていれば、この世に私は存在しないのです。
学校の授業で習った、安政の大獄なども、自分の祖先が生きた時代なのです。
自分が生きていることを実感させてくれる講座でした。
家系図を作るというのも、自分で調べて出来ることなのです。
そして、それを調べているうちに様々な奇跡的な体験をしたりするそうです。
今生きている我々が調べなければ、ご先祖様が生きた証が無くなってしまうギリギリの世代と言うのも聞きました。
例えば、自分の祖父母は戦争を生き抜いたけれど、大叔父などはもしかしたら、戦死しているかもしれない。
もし大叔父が結婚をする前に戦死をしていたり、子供が出来る前に戦死していたら、生きた証を知るものがいなくなってしまうのです。
戦争を取り巻く情報も、GHQの統治下に、歴史を書き換えられた事実があります。
戦前教えられていたことが、戦後は教えることが禁止されていたりするのです。
八紘一宇という言葉も、日本で禁止されましたが、全く禁止される必要のない言葉です。
日本人の精神が、壊されて行っているのです。
ご先祖様を知ることは、自分を知ることにつながり、自尊心を強くすることが出来るのです。
人は死ぬことを恐れますが、それは無駄な恐れなのです。
死を恐れるあまり、生きることが出来なくなる人がいます。
人は必ず死が訪れます。
避けることが出来ない現象です。
死を避けることよりも、何のために生まれて、何のために生きるのか。
先人から学ぶことで、自分の使命を見つめ直すのです。
コロナ禍で、過剰に恐怖を煽られたのは、日本人の死生観がとても未熟になったせいだと私は感じました。
話が脱線しかけましたが、日本人の精神を紐解くには、ご先祖様を知ることなのです。
日本は一神教の国ではなく、多神教の国。
日本の神様は、皆完ぺきとは程遠く、長所も短所もある人間臭い神様なのです。
完璧になる必要などない。
元々日本人は助け合って生きてきた民族。
ご先祖様に恥じない生き方をしていきたいと思いました。
そして、家系図も自分の手で作ってみたいと思いました。