野球肘の原因は結構あちこちにあった
先日野球肘の学生さんがご紹介で来られました。
ここ一二年で野球肘の学生さんを見ることが増えているのですが、野球肘はテニス肘と比べて病態が多様です。
テニス肘の筋肉も一つではないので、触らないと分からないのですが、だいたい触るのは前腕です。
しかし、野球肘は前腕だけでなく、上腕のこともあります。
同じような部位の痛みでも、原因の場所が変わるので、きちんと触る技術が無いと、原因を特定できないだろうなと思います。
学生時代に肘を痛めて、野球をやめて数十年経ったけど、まだ肘の痛みで曲げ伸ばしもままならないという方も見ました。
野球で肘を痛めたというけど、痛い場所が一般的な野球肘の場所とも違いました。
なので、痛い場所が違うこともあるので、野球をやっている人の肘の痛みの対応は面白いなと思いました。
私は痛み取りは楽しいのです。
原因が特定できるとその場で痛みが激変するので、皆さん驚きの表情を見せてくれます。
ただ、悲しいかな。
私のことを見つけられるのは手首の痛みの人くらい。
広告を出すようにしていますが、広告が表示されません。
何かを特化させると、他が相対的に埋もれてしまうし、特化するのをやめると検索上位に表示されることも無くなってしまう。
草枕の小説の一節で、
「智に働けば角が立つ、情に掉させば流される、意地を通せば窮屈だ。
とかくにこの世は住みにくい。」
とあります。
正しいことをすれば認められるわけではない。
利権というものがあり、そこにメスを入れようとすれば物凄い抵抗にあう。
口コミが広がるのも簡単にはいかない。
激的に痛みが取れるようになれば、ものすごくこの世に貢献できると思っていましたが、そんなに簡単な世の中ではありませんでした。
激的に痛みを取る技術なんてものはない。
と先輩に教わってきましたが、劇的に痛みを取る方法は見つけました。
しかし、その方法は本人と共に協力しないといけないので、お任せしますという人は良くならない。
医学の常識が、本人の思い込みにあると治らなくもなる。
前途多難ですが、やめるわけにはいかないので、頑張って発信し続けたいと思います。