もみ返しについて
施術を受けた後に、好ましくない症状が出ることを揉み返しと言うことがあります。
このもみ返しは人により解釈が違うので、誤解の無いように知っておいていただきたいと思います。
まず良い効果だけど、人によっては好ましくないと思うもみ返しについて。
施術後当日、もしくは翌日に、風邪のような症状が出ます。
だるくなる、眠たくなる、熱が出る、関節に重だるさがある、ふわふわする・・・などです。
これらの症状は、身体が回復モードになったことの証拠です。
いつもは気を張っていて、体の修復より、頭を働かせるために仕事モードに
なっているので、体の回復が後回しになっています。
回復が後回しになったことで、体調不良がそのうち現れてくるのですが、
回復モードになると、普段のように活発な行動をしにくい環境になります。
身体を休めて回復に集中したいために、身体がそういう状態を作るのです。
ですので、施術後に眠たくなったり、重だるくなったりしたら、
「身体の回復モードになったから、回復しやすいようにゆっくりしていよう。」
と思っていただければいいのです。
いつも通りの状態に戻そうとしないで頂きたいのです。
良いのか悪いのか微妙なところだなと、私が思うもみ返しが、
筋肉痛のようなもみ返しです。
筋肉痛は筋肉の破壊が起きた時に修復する際の痛みです。
私は古くなった筋肉細胞を壊して作り直すのも、回復の為の施術の効果だと
思っています。
しかし、人によっては筋肉痛のようになるのは、下手な人が強くもむことで発生
すると考えているようです。
私は下手な施術は筋肉痛というより、以下のような痛みだと思ってます。
私の中での悪いもみ返しは、いわゆる押されたところがピンポイントで痛いという場合です。
これは、必要以上の強さで、修復の必要のない筋肉をただ破壊した状態だと思います。
この痛みは打撲のような痛みです。
筋肉をグリグリゴリゴリ刺激して壊れる痛みだと思っています。
筋肉痛のような痛みでも、嫌な感じと、そうでもない感じがあると思うのです。
強く押されたわけでもないのに、別の場所が痛く感じる場合も、
施術で悪くしたわけではなく、他に気になるところがあるからそっちに意識が集中
していただけで、そこにもともと疲れが溜まっていたという事もあります。
一番気になるとこが楽になると、他が気になりだすという事です。
どこかの整形をすると、他の場所が気になりだす。みたいな感じでしょうか?
整形したことないので想像ですがf(^-^;)
打撲のように押されたとこが痛いという場合は、良くないもみ返しです。
施術に慣れていない人が、警戒心から力が入った場合も、そのような
痛みにつながることはあると思います。
それ以外の時は、良くなってきていると思っていただいていいと思います。
いずれにせよ、良いもみ返しも、悪いもみ返しも、そのまま普通に
動かしているうちに治ってきます。
ダメにされたと思うよりも、良くなってきてると思ってた方が、プラスに働きます。
施術後体のバランスがとりづらく感じたりするのも、施術によって体が
変化した証拠です。
施術の変化を少しでも前向きにとらえられる人は、治りやすいとも言えます。
施術を受けるタイミングについてブログを書きました。
この記事を読まれている方には一読をおススメします
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