ストレッチにご注意を
以前にも書いたことのあるお話です。
以前よりは常識になってきているのかなと思ったのですが、まだまだ知らない人が多いのが現実のようです。
ケガの予防の為にストレッチが大事だと思っている人も沢山いらっしゃいますが、やるタイミングが重要です。
運動前に念入りに筋肉を伸ばすストレッチは逆効果です。
運動前には筋肉を温める意味でやる、筋肉の伸び縮みのある準備運動は必要です。
膝の屈伸や、ランニングなどです。競技の動きを軽くやるのも必要です。
イメージトレーニングと共にする、シャドーボクシングや素振りなどのことです。
しかし、筋肉をじっと伸ばすようなストレッチは、筋肉の縮む能力を弱らせます。
つまり、スポーツのパフォーマンスの低下につながるのです。
ケガを予防する効果もないという事が最近の研究の結果で明らかになったそうです。
最近と言っても随分前のような気もしますが。。。
ケガをしたくなければ、ウォーミングアップをしっかりすることです。
ただし、ストレッチは必要ないという事ではありません。
柔軟性を高めることはスポーツをするうえで必要になることも多々あります。
足の開脚が広がらなければ、届かない一歩になることもあります。
スポーツの後に整理運動をしてから、ストレッチをしっかりやるのが現時点での、正しい対処法と言えると思います。
ケガをしない為に、ストレッチを念入りにさせている、スポーツの指導者も未だ多いようです。
どうかそういう方達の為にも、この話を他の人にもしてみてください。
インターネットでも詳しくそれについて書かれているページもあります。古い情報もたまにありますが・・・。