人間万事塞翁が馬
私の好きな言葉に、人感万事塞翁が馬という言葉があります。
なにそれ?って思う人もいますよね。
これは、
「人に起こる出来事はなにが幸いとなり、なにが災いとなるかは後になってみないと分からない
だから、出来事に一喜一憂しなくても大丈夫」
という意味の言葉です。
違うかもしれないけど(笑)私の感覚です。
ある中国の村で、馬を飼っていた。
ある日その馬が逃げた。
なんて不幸なんだ!と嘆いていたら、逃げた馬は野生の優れた馬を連れて戻ってきたと。
これ幸いと思っていたら、今度はその馬に乗っていた孫が落馬して大怪我をしたと。
なんて不幸なんだ!と嘆いていたら戦争が始まって、村の若者は戦争に駆り出されることになった。
孫は怪我のため戦争には駆り出されずに済んだと。
不幸な出来事なのか、それがラッキーにつながるのか、後になってみないと分からないよというお話です。
一見不幸な出来事でもそれが、何かきっかけになって幸せにつながることもあるのです。
私の高校生の時の手首の怪我は、当時は挫折でしかなかったのに、今となっては貴重な体験です。
あれがなければ今のように多くの方に感謝してもらえることもなかった。
私に出会わなければスポーツを諦めなきゃいけなかった、仕事を諦めなきゃいけなかった人がたくさんいます。
だから、今辛い何かがあっても、きっと何かに活きると信じてもいいと思うのです。
治ってもいい、治らなくてもいい。
きっと幸せになるために今がある。
幸せに気づくために今がある。