回復に時間がかかる出来の悪い患者
先日来られた患者さんはその時7回目でした。
以前のブログで3回目でまだ痛む人を見て焦ってると書きました。
6回くらい受ける頃には、痛くなるようなスポーツをしても平気な状態に持っていきたいという焦りがあります。
その方は日常は問題なく、ゴルフをすると翌日少し痛むくらいなので趣味は楽しめてるんですよね。
で、施術を受けるごとに一つずつヒントを得て痛みも少なくなっています。
でも、私が早く治したくて焦るという話をしたら、
「自己ケアの出来の悪い患者ですみません」
と言われてしまいましたf^_^;
私は早く良くしてあげられなくて申し訳ないと思ってるのに、逆にそんなふうに思わせてしまったんだと思って反省しました。
患者さんは自分が悪いなんて思う必要なんて全くないのに。
なんか、申し訳ないって気持ちはもしかしたら、伝染してしまうのかもしれないですね。
私はお金をいただいて、施術をさせてもらってるので、受けにきてもらってありがたいのです。
でも長引いてると思うと、勝手に焦ってるだけなんです。
みんながみんな一回や二回で治ってしまったら、商売あがったりなんですよね。
仕事なくなっちゃう。
だから通ってくださる患者さんは、申し訳ないと思わないで欲しいなと思います。
そしてそのまま、それは私の課題でもあるんですよね。
「施術をして早く治してあげられなくて申し訳ないと思わなくてもいい。」
なんでもバランスですよね。
一生懸命にやることも大事だけど、やりすぎて苦しくなると、患者さんも苦しめることになります。
患者さんを楽にするのが仕事なのに苦しめてどうする。
それに自分以上に治せる人はそうはいないって思ってますからね、私。
自信があるんだかないんだか。