体調不良は悪いものではない
だんだん涼しくなってきたこの季節、巷では風邪やインフルエンザが流行りだしますね。
寒くなったら風邪をひく、みたいに言うけど寒さのせいで引くわけではないですからね。
寒さや乾燥は風邪をひきやすくはなりますが、寒かろうが暑かろうがひくときはひくし、ひかない時はひかないのです。
体調不良は、身体の防御反応です。
風邪とかは、疲れが溜まった時、集中回復モードになると風邪をひくのです。
だから、気が張ってる時はあまり風邪をひかないのです。
長期休暇になると風邪をひくとか、繁忙期を超えたら風邪をひくというのは、溜まった疲れを処理するためです。
気が張ってる時は言わば戦いの時。
戦いの時にだるくなったりボーッとしたり出来ません。
だから身体の回復や修復は後回しなんです。
そして、戦いが終わった後は体を修復しなければなりません。
その時に早く治そうと体が働けば風邪を引いたり病気になったりするのです。
だから風邪とか病気は嫌かもしれないけどありがたいことなんです。
ありふれた風邪みたいなものすら悪者になってます。
そりゃぎっくり腰とか、その他の体の痛みも悪者にされますよね。
故障なのか、疲れからなのか、はたまた環境を変えなさいというサインなのか。
体調不良を単なる悪者にせずに、何かのサインと思えるといいですね。