今に見てろと笑ってやれ
先日このブログでも紹介させていただいた、フェンシングの狩野選手がフェンシングの大会に出場したようです。
ケガから復帰してまだ練習に復帰して2ヶ月くらいしか経ってないと思うのですが、関東学生選手権に出場したそうです。
個人戦でベスト32、団体戦で2位だったそうです。
本人としては納得できる出来ではなかったそうですが、私個人の感想で言えば「すごいな」の一言です。
一年以上フェンシングが出来なかった状態でも試合になるんですから。
オリンピックを目指す選手としてはきっと焦りもあるのだと思います。
足りないところは多々あるけど、出来たところも多々あるはずです。
出来ているイメージを大切にしていただきたいなとも思います。
普段の練習ではテーピングによる窮屈さもあまりなかったようですが、試合の時は窮屈に感じたそうです。
そりゃそうですよね。
試合の時は火事場の馬鹿力という言葉があるように、普段は使えない力が出るものです。
可動域だって加減なしに動こうとするのだから窮屈になります。
だからどんな動きをしても痛くないようにしなきゃいけないのです。
昔、私が見させていただいたトップアスリートの一人、野中生萌さんは公式ホームページなどで、好きな言葉として、 「今に見てろと笑ってやれ」 という言葉をあげていました。
この言葉って最終的に勝つ気がある、勝てると思ってる人じゃないと言えない言葉です。
悔しい気持ちはあっても、気持ちが負けてないですよね。
だから、狩野選手にもこんな言葉を使いながら頑張ってもらいたいなと思います。
手首を痛めてからでもこんなに活躍しているんだ!というのを見ることで勝手に手首痛の方も励まされると思います(笑)