ピンピンコロリとは
ピンピンしていた人が、長く病床に臥せることなく、ある日突然お亡くなりになる。
ことをピンピンコロリと言います。
その突然がその日中のことを言うのか、2、3日も含むのか、何日までなのかは不明ですが。
とにかく、
「死の直前まで元気に活動して、逝く時はさっと逝きたいね。」
という標語です。
ほとんどの人は自分が死ぬ時はこれがいいって言います。
私も例に漏れずこれがいいなと。
この反対はというと、具合が悪くなって命尽きるまで割と長く寝たきりになることです。
病院のベッドで寝たまま数年経過するとかですね。
良いとか悪いとかないと思いますが、私はこれは嫌だなと。
そうならないように元気に過ごしましょう!がピンピンコロリの目的ではないでしょうか。
多くの方がこれを願いながら、そうならないのはなぜか。
これから言うことは、私の考えなので、あくまでも個人の意見ということで、参考にしてください。
私の思うひとつの理由が、医療の過剰な介入にあると思うのです。
まだ具合が悪くないうちから、
投薬や手術をして体が弱っていく。
病気の経過観察と言って検査入院したり。
寝たままの時間が増えると、だんだん動けなくなる。
動けなくなった人が無理に動こうとすると、痛い、しんどい、転ぶ。
そうやって寝たきりになりやすい環境が出来ていくのではないかと思ってるのです。
私は病気は運悪くなるものではなく、その人らしい生き方が出来ていないとなるものだと思っています。
ある意味生きてるのもしんどくなってきたら、病気になってあの世に旅立つ。
だから、楽になるために死があると思ってます。
死があるからこそ、生きてることが大切な時間になると思うのです。
せっかく生きてるんだから自分らしく生き生きと生きたい。
生きがいを見つけて生きていたいと。
病気になったんじゃないかと、心配しながら生きるのはもったいないなと。
ほっておいたら、「手遅れになる」って言うけど、それがピンピンコロリなんじゃない?って思うんです。
いつ死ぬか分からないから、今を大事に生きたいと思うし、身の周りの人も大事に出来るんじゃないかと。
自分も大事だし、相手も大事。
そんな生き方をしたい。
いや、私は未熟だから全然出来ていないんだけども。
でも、そう思っているのです。
それに私も別に「うっ!」となってそのまま逝くようなことを願ってるわけではありません。
例えばガンになって、しばらくは自分の足で動いていたけど、いよいよダメになったと言うところから寝込んで1週間くらいで逝くのでもいいと思うのです。
それなら自分も周りのみんなも心の準備もできるからむしろより良いのでは?と。
どの瞬間どんなお迎えが来るかは分からないけど、何も症状がないうちから病気を探すようなことは、私はしなくてもいいなと思うのです。
このピンピンコロリについて調べてると、否定的な意見もネットにはありました。
否定意見などを見て、また色々考えるのもいいと思います。