手首の痛みもいろいろ
ここ数日珍しいパターンが続きました。
手首の小指側の痛みを抱えた方への施術も何千回とおこなってきました。
整体の仕事をしている人では一番多く見ていると思います。
それだけ多くの方を見ていても、初めてのケースも未だに遭遇するわけです。
手首の小指側の痛みも甲側・平側・側面と色々あるのです。
しかもどの動きで痛むかによって、ケアの必要な筋肉も違います。
過去の経験から、ここだろうというとこで効果を出すことが出来ます。
たまに、あえて効かないところを先に触って、後から効くところを触ることもありますが、大体すぐに特定できます。
でも、パターンではありえない反応を示すこともあるんですね。
先日は、ふつうこのくらいで効くという強さでやっても何も効果が無く、ちょっとやり過ぎかな?と思うくらいしっかり押さないと変化が出ませんでした。
あやうく
「ここじゃないならこっちかな?」
と効くところ迷子になるところでした。
私ですら分からなくなることがあるんですから、素人の人が分からなくなるのは当たり前なんですよね。
また別の方では、こっちの痛みはココだろうというところで変化せず、まさかと思うようなところで変化したりもしました。
どこが効くのかは、本人しか分からないんですよね。
私は経験から、ここ!というところをやりますが、それが通用しないとなれば、もうあれこれ必死にやるだけです。
そしてどこが効くのかは、痛みを感じている本人にしか、
「そこです!」
って言えないんですよね。
だからパターンはあっても基本的には一人一人に合わせた施術ですね。
私の力だけでは、お客さんの手首を治すことは出来ないのです。
お客さんの協力なしには良くすることは出来ない。
かといってお客さんが自力で治すことも難しい。
だから協力してやっていきたいなと思うのです。